月別アーカイブ: 2015年8月

印刷における心霊現象!?

最盛期に比べると幾分暑さが和らいできました
とはいえまだまだ油断ならないこの季節。
ましになったとはいえ変に意地をはって
冷房の使用を我慢すると、昨日の私のように
あっという間に汗まみれになってしまいます。

さて今回はそんなまだまだ暑いこの時期に
身も心も冷える怖いお話、オフセット印刷に現れる
ゴーストの紹介をしたいと思います。

ゴーストとは?

オフセット印刷における印刷図柄にて
同じインキを使用する図柄の
印刷の咥え方向からみた垂直なラインの
その箇所毎のインキの消費量の差によって発生する
色の濃淡の差のことであり、その濃淡の濃い方が
あたかも他のインキが表現している図柄が
写りこむように表現される。
本来いないものがいる。ぼんやりと図柄が表現されていることなどから
「ゴースト」と呼ばれているようです。

少しややこしい書き方になりましたが
要は「写っちゃいけないものが印刷された!」ということです。
まさに心霊写真のような感じで、当然そんな状態ですので
商品としては問題ありの怖い現象と言えます。

ではこのゴーストの発生原因と言いますと
同じ色のインキの、咥え方向から見て垂直なラインが
ライン「A」では印刷するのにそのインキを消費する箇所が
10箇所ありそれぞれ色の濃度としては1程度の濃度が目標とします。
となるとインキの供給は10×1なので10がベストと言えます。
対して隣のライン「B」では消費する箇所が5箇所で色の濃度は
同じ1程度だとしますと、供給量は5が良い加減だと言えます。
しかしインキの供給量は
「印刷デザインにて各パーツのインキの消費量が大きく異なる場合」
にも書いております通り、
そこまで細分化しての調整は難しいので
5の消費で済むライン「B」にも10のインキを供給してしまいます。
仮に調整できてもローラーの動きなどで結局左右にインキは移動します。

さて、そうなりますと供給が10に対して消費箇所が5箇所なので
それぞれの濃度は2になってしまいます。
当然色の濃さは1よりも2の方が濃いので同じ色を表現したいはずなのに
濃淡の差ができてしまう。
そしてその現れ方がライン「B」と同じライン上にある
他のインキで表現している図柄(エンドレス柄等に顕著です)のように現れる。

と、ここまでゴーストの発生について紹介しました。
また機会があれば発生の抑制の紹介をしたいと思います。では。

 

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

パッケージの意味を改めて感じたこと

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お盆の夏季休暇も終わり、休み疲れだった体もようやく通常の仕事になれて来た頃だと思います。

 

と言っている間に週末ですが。

 

お盆の記憶も未だ残っている今日でありますが、今回はお盆のお供え物を購入した時に感じたパッケージに関する気遣いというか感じたことをご紹介いたします。

 

お盆にはお墓参りをされる方が多いですが、合わせてご仏前にお供え物を添える方も少なくありません。

 

私も祖父が亡くなってからは毎年実家にお供え物を持参するようにしております。

 

そういうわけで今年もその為にお供え物を購入しに某百貨店まで足を運んだわけですが、なんともまーすごい人だかりで正直目食らってしまいました。

 

いつもは家内に任せっきりでしたので、分かるはずもなかったのですが毎年このような苦労を重ねながらお供え物を購入して来てくれているのかと思うと頭の下がる思いが致します。

 

このような苦労がありながらも適当なところで妥協するのではなく、こんな時にしかご先祖さまに対する思いを形にすることができないからこその行動であると思う次第です。

 

少々話しが反れてしまいましたが、私がお供え物を購入する際に気付いたパッケージに関する気遣いについてご紹介します。

 

 

パッケージの意味 その1 購入したのは洋菓子

 

今年のお供え物として私が購入したのは洋菓子です。

 

家内によると、昨今ではとても人気のある商品で某百貨店の洋菓子売り場の中でもひときわ人だかりができており、お店の商品棚のの前を1往復半するくらいの行列をなしておりました。

 

もちろん、私も同じく並んだ事は言うまでもありません。

 

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「こんな行列に並ばんでももっと他のもんがあるやろ~」
と私が愚痴をこぼしたのはここだけの話です。

 

せっかくここまでお供え物を買いに来たんだから・・・
せっかく人気の商品が目の前にあるんだから・・・
と怒られてしまいました。

 

家内の言うことはもっともでどうせ何かをするのであれば、その時の最高のパフォーマンスを出すということは至極当然のことで、人気の商品であることや豪勢なボリュームのあるパッケージで見栄え的にも問題がないことを考えると妥当な選択だったと思います。

 

 

パッケージの意味 その2 チョコがなかった(汗)

 

パッケージの意味とは程遠い項目ではありますがそこはご愛嬌ということで。

 

先のような状態で数十分並んでまでお目当ての洋菓子を購入したわけですが、実は1つだけ失敗したのです。
それは・・・

 

チョコがなかったということです。

 

私はあまり把握で来ていないのですが、どうもこの人気の洋菓子の中でもとりわけ人気なのでがレギュラータイプのお菓子(すみません。あまり名称が分かりません。)の表面にチョコが塗ってあるものがあるようで、その商品が物凄く人気だということらしいのです。

 

そして、家内の目当ても当然のことながら、そのチョコが塗ってあるお菓子が入っているギフトだったようですが、数十分並んっだ末に注文した時には・・・

 

「すみません、本日売り切れました。」
とのこと。

 

「・・・」

 

せっかく数十分ならんでお目当ての物をと意気込んでいただけにショックはかなり大きかったですね。並ぶ前に聞いておけば良かったです。

 

されど、ここまで並んだのだから後には引けません。
チョコがないとは言え、レギュラータイプのお菓子も充分過ぎるくらい美味しいということですから今回は少し妥協しつつも、そのレギュラータイプのお菓子が入っているギフトを購入することと致しました。

 

 

パッケージの意味 その3 パッケージへの気遣い

 

この項目こそが今回の本題です。

 

そんなこんなでお供え用に洋菓子のギフトを購入したわけですが、購入する際に
「どのようにご利用ですか?」
と尋ねられました。

 

そこで、家内が
「お供えに。」
と伝えると、

 

「かしこまりました。」
とおっしゃると同時に奥の方に下がって行かれました。

 

ものの数分も経たないうちに帰って来られた時には、なにやらお供え用に即したパッケージングをするが為の資材を持って来られたようです。

 

お供え用にのし紙をしたりすることは、どこでもされていることなので何に気なしにのしに入れる名前などを聞かれる一連の流れを見ていたわけですが、その後に目にした物は私にとっては非常にきめ細かい気遣いのあるパッケージングであり、これこそがパッケージの意味なる原点かなーとさえ思いました。

 

どういうことかと言うと、お供え用にギフトの品を購入した場合、お供え専用ののしをつけることくらいは当然であるかのごとく普通に見られる光景です。

 

ただ、それだけに留まらず、「お供えに使って頂けるのであればこのようにしておきますね。」と言わんばかりに
・包装紙を変え
・包装紙を留めるシールを変え
・お持ちする時の紙袋まで変える
というなんとも気遣いのできたパッケージングに仕上がったのです。

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日頃から写真を撮っておく習慣が出来ていないため、本ブログにこのことを書こうと思った時には紙袋しか残っておらず、上記の写真でしか比較してもらうことができないのでが残念です。

 

もしかすると、他社メーカー様でも同様の対応をされておられるところもあるかと思いますが、このようなきめ細かい対応をされていることに初めて気付いたことに自分の勉強不足を感じる次第です。

 

とにもかくにも中味は同じだからと安易にのし紙をそれ用に変更しただけの対応に終わるのではなく、包装紙から留めシール、紙袋に至るパッケージに拘わるすべてをお供え仕様にするという気遣いに感動しました。

 

シールは金色だったものをわざわざ銀色のシールを貼るという気遣いですからね。

 

家内は妙に感心している私を変な目つきで見ておりましたが、一ビジネスマンとしては見習いたい視点であることは言うまでもありません。

 

ということで、パッケージの意味を改めて感じたこととして某洋菓子メーカー様のパッケージングの気遣いに妙に感心した話でした。

 

パッケージ1つ取ってもこれだけの気遣いが出来るわけですから、私どもがお客様に対してできる気遣いはまだまだあるはずです。

 

小さなことにも気付く習慣を身につけるために環境整備に取り組んでいる私共でありますから、さらなる気付きを見出していきたいと思います。

 

 

ご質問のある方は下記よりお気軽にお問合せ下さい。

盆のお供え物に化粧箱?

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もうすぐお盆お盆休みです。

 

これを読んでいるあなたももうすぐお盆休みに入るか、もしくはもう既にお盆休みを満喫されているという状態ではないでしょうか?

 

お盆と言えば、夏季休暇ということから海外旅行に出かけたり、海水浴などの水辺に近いところ、また、ディズニーランドやその他国内の遊楽施設に足を向ける方は少なくありません。

 

どうしても休みが重なる関係上、どこへ行っても人混みになっていることが多く、私などは家でボケーっとしているタイプですが。

 

纏まった休暇が取れるのは限られてますから止むを得ないというところかと思います。

 

人混みであろうがなんだろうが、どうせ遊びに行くのであれば大いに楽しんで頂きたいものです。

 

ただ、お盆の行事毎として忘れて欲しく無い事が1つございます。
それは・・・

 

お墓参りです。

 

 

ご先祖さまに感謝

 

お墓参りをすることの意味は何でしょうか?

 

私もお墓参りなるものの本当の意味やその由来などは存じ上げておりません。
ただただ、ご先祖さまに感謝することだと理解しております。

 

こんなことを言うと、
「お盆だからと言って先祖さまに感謝すると言うのはおかしい。常日頃からご先祖さまには感謝するべきだ。」
なんてことをおっしゃる方もおられますが。

 

全くもって同感です。。。(汗)

 

ただ、常日頃からご先祖さまには感謝しているとは言え、それを行動に移しているかと言うと、そうではない方が大半ではないでしょうか。

 

日々忙しい毎日を過ごしているわけですから、なかなか毎日お墓参りに行ったり、毎日仏壇に手を合わしたり、それらが出来ずとも毎日一定の時間を割いてご先祖さまを想う・・・
なんてことはしてられませんよね。

 

私もご先祖さまに感謝していると口先だけ言っていたとしても1日に1度も思いを馳せないことだってあります。

 

それくらいに今の世の中は何かに取り付かれたように忙しい毎日を過ごされている方がほとんどです。

 

だからこそ、あの世からこの世に戻ってこられるされるお盆くらいはお墓に足を向けて感謝の意を行動に移しましょうということではないでしょうか。

 

口では何とでも言える。とはよく言ったものでその真意は他人には絶対に分かりません。

 

しかしながら、わざわざ時間を割いて行動に移すというアクションそのものが相手に多くのことを伝える事は多いです。

 

それはタイプで打たれた礼状と手書きで書かれた礼状のどちらに思いを馳せるかを考えれば分かるはず。

 

必要のない行動かもしれませんが行動することで大切なものを伝えることが出来ることもあると思います。

 

 

なぜ、ご先祖さまに感謝するのか?

これはズバリ自分の存在の有無そのものに拘わるからです。

 

私は子供をよくお墓参りに連れていきますが、小さい頃はよくこんな話をしました。

 

お前の存在はご先祖さまの誰1人欠けても無いものになっていたんだと。
例えば、大おじいちゃん(子供から見て曾祖父)がいなければおじいちゃん(子供から見て祖父)は生まれてなかったし、おじいちゃんが生まれてなければお父さん(子供から見て私)は生まれたないやろ。だったら、当然お前は生まれてなかったということやと。

 

もちろん、ボケーっとして意味も分からず聞いてるだけでしたが。

 

自分が世の中にどんな価値を提供できるか分かりませんが、どんな価値提供ができたとしても、それはご先祖さまが誰1人欠けることなく自分がこの世に存在するまで血縁を繋げてくれたからこそであるということですね。

 

私が尊敬する方がこんなことをおっしゃったことがありました。

 

例えば、自分の親が10の価値をこの世に残したとして、自分が20の価値を生み出したならば自分は親を超えた事になるというようなことを言う方がいますが全くもっておかしいことであると。

 

自分を生み出してくれたことを1つの価値と考えた場合、親の価値が10で仮に自分が20の価値を生み出したとするならば自分の親の価値はその時点で10+20の30となるというのですね。

 

つまり、この考え方を要した場合、永遠に親を、ご先祖さまを超える事は出来ないということになります。

 

このように考えるとご先祖さまに感謝することもしっくり来るのではないでしょうか。

 

もちろん、この考え方は強制するものではないですし、環境や考え方によっては反感を覚える方がおられるかもしれないことを承知はしておりますが、あくまでも私個人の考え方であると付け加えておきます。

 

 

盆のお供え物に化粧箱を供えことがあります

 

私の祖父が亡くなるまでは行事毎の1つとしてお墓参りをしていたとは言え、それほど大きくご先祖さまに感謝しないと!というような感覚はありませんでした。

 

そんな人間が偉そうに子供に薀蓄をたれているわけですから、我ながらいかがなものかと思ったりしますが。

 

そんな私でも祖父が亡くなってからは少しだけご先祖さまに対する感謝の気持ちが備わってきたにかなと思ったりもします。(自己満足の世界かもしれませんが)

 

一時(いっとき)、お墓参りにはまったことがありまして家族にも内緒で時々1人でお墓参りをするなんてこともありました。

 

祖父は当社(厳密に言うと、喜多紙業株式会社)の創業者で生前によく口にしていたことは
「会社は命の次に大事」
ということでした。

 

私も直接何度も耳にしましたし、会社の業績が上がったことを寝ている祖父に話した時は
「そうか。それは良かった。みんな(社員さんのこと)に感謝せなあかん。」
という言葉を口にしていたことを今でも鮮明に記憶しております。

 

このことは確か祖父が亡くなった日の朝の朝礼で皆さんの申上げました。

 

少し話が反れましたね。

 

そんな会社のことを第一に考えている祖父でしたからお盆のお供え物に化粧箱なんて良い事かなーなんて思ったりしたのですね。

 

帰り際には「アホみたい」と思いながら持って帰りましたが。

 

そんなこともあったという話です。

 

 

ということで、お盆のお供え物に化粧箱を供えるほどにご先祖さまには感謝しないと、と思う今日この頃です。

 

 

ご質問のある方は下記よりお気軽にお問合せ下さい。

印刷紙器にも四季があり・・・

印刷物を取り扱っていると季節を感じる事が一般の人とは少し違ったりします。

四季折々の行事や習慣で印刷されるものがあり、紙器でゆうとお中元、歳暮が

もっとも忙しくなる時期だったのですが、虚礼廃止や今どきの・・・といった具合で

昔から比べるとその数量はガクンと減っていってるように思います。

このような仕事の量で季節を感じるのはやはり10月から12月前半の時期で、

お歳暮、新年の準備等で印刷紙器業界は忙しなります。

ただ年間行事として毎年印刷されるような商品は季節感が大きくずれてしまいます。

例えば、日めくりカレンダーの台紙などは、ちょうどこの時期から印刷に取り掛かる

事が多くて、工場内に晴れ着のお姉さんの台紙が並ぶと、夏まっさかりだなぁ・・

とか、バレンタインの箱や節分のお面の印刷物を見ると、秋だなぁ・・・とか

営業的にはバレンタインデー直後に来年のバレンタインの企画案が上がったり

して、丸1年飛び越して来年の見積をしてみたり。

相当早い行事先取り感覚です。(笑)

 

また、加工工程における注意事項も季節によって変わります。

春、秋はさほど感じないのですが、夏はやはり温度、湿度が高く注意しなければ

いけない点が多く、印刷原紙が水分を多く吸排出すると原紙の撓みや、伸縮が

大きくなって見当が合いづらくなったり、湿度による乾燥の遅れやブロッキングを

おこしたりしますし、表面加工のブリスターなどは温度による糊の変化に気を付け

なければなりません。また冬は冬でこれまた温度と湿度が関係して、低温では

印刷も表面加工も乾燥に時間がかかり、次工程に進める際に注意しなければ

トラブルをまねきますし、PET蒸着紙などは急激な温度の変化により紙面に

微細な結露を起させUVインクが乗らない状態になってしまったり、乾燥に

よる静電気の発生で重送を引き起こしたり、注意項目も多くなってしまいます。

 

頂くお仕事の商品でも、加工する技術でも四季を通じて色々とあるんですよ・・・

 

話は変わりますが、8月からアイキャッチ画像がキャラクターから写真に変わります。

三人三様の顔立ちをしていますので、とくとご覧あれ・・・(笑)

 

 

 

下記よりお気軽にお問合せ下さい。