「スリーブ」「スリーブ箱」を知ろう!

私共ケイパックは、化粧箱などを中心とした印刷紙器メーカーであります。

ですので、既存のお客様以外にも、ホームページやこの「パッケージNAVI」のサイトを見て下さった方々からお問合せをいただくこともしょっちゅうです。

 

そんな中、これは主にTELなど口頭でご相談いただく際によくあるのですが、「え~と、アレ、何ていうか判らないけど筒みたいな形のヤツ」といった表現をされるお客様がいらっしゃいます。大抵は「それは、スリーブ形式でしょうか?」「そう、ソレ!」という感じで話が進んで行きます。

パッケージ業界では比較的ポピュラーな形状ではありますが、これまで作成されたことのない方にとっては見た事はあっても形状の名称までは知らないということも多いわけですね。

 

もちろんこれは、他の形式であっても同じことが言えるわけですが。。。

 

さて今回は、「スリーブ」もしくは「スリーブ箱」と言われる形式についてとなります。どうぞ皆様、最後までよろしくお願いいたします。

 

「スリーブ」「スリーブ箱」ってどんな箱?

まずは「スリーブ」とはどんな形状・形式なのか、そこから始めさせていただきたいと思います。併せて、どのような利点があるのか・どのような目的で使用されているのかについても触れてみましょう。

 

先程出てきました「筒みたいな形」というのが一番わかりやすいでしょうか。

もともと「スリーブ」という言葉は服の「袖」を意味するもので、パッケージの「スリーブ」もそこからきております。「袖」のように筒状になっていて、両端が開いている形状のパッケージが「スリーブ形式」なのです。

 

商品に直接被せる場合は、このスリーブだけで使用することになります。展開した際のサイズや貼り箇所の少なさにより低コストで作成することが可能であり、またスリーブ自体の組み立て易さ・商品とのセットアップのし易さによりトータルコストを抑える事とセットに掛る時間の短縮も出来ます。

そのためコストを抑えての、商品の保護や印字面の確保に使用されることが多い形式だと言えるでしょう。

 

では商品に直接被せない場合はと言いますと、身蓋式箱の身の部分「身箱」と組み合わせて使用することが多く、これが「スリーブ箱」と呼ばれる形式となります。

蓋のされていない状態の「身箱」に、「スリーブ」をスライドさせて開け閉めするわけです。この「スリーブ箱」も、身蓋箱に比べてトータルコストやセット時間の短縮を計ることが可能で、且つデザインや仕様次第でパッケージに高級感を持たせることも容易な形式であり、様々な商品のパッケージに使用されております。

 

応用とでも言うのでしょうか、商品に直接でもなく身箱を作成するのでもなく、既存の商品化粧箱に「スリーブ」を被せるパターンもあります。

これは例えば単純に輸送時の保護のためにであったり、もしくは何かイベントの景品などに使用してイベントやスポンサーのアピールをしつつ中の商品化粧箱はそのまま活かすためなどに使用されております。皆様もご覧になったことがあるのではないでしょうか。

 

「スリーブ」「スリーブ箱」作成時の注意点

さて、いろいろな場面・商品に使用されている「スリーブ」「スリーブ箱」ですが、この形式を選択して作成するうえで注意すべき点もあります。

 

まず一つとして、商品に直接被せる場合には高級感を持たせることが難しいという事です。もちろんこれは、あくまで他の形状と比較して、ということでありますのでデザインや仕様次第で高級感を持たせることは可能ではあります。可能ではあるのですが、両端が開いていて商品の一部が見えることなどから簡易パッケージとしての印象が強く、また実際に簡易パッケージとして使用されている場面も多いために、形式自体のイメージとして高級感を持たせ難いと言えるでしょう。

「スリーブ箱」は比較的高級感を持たせやすい形式なのに、「スリーブ」だと難しい。不思議と言えば不思議ですね。

それでも組み立てやセットにおけるメリットも考えて両立させたい、そんな時には是非ともケイパックにご相談いただけたらと思います。長年の実績を基に、必ずやお役にたてるアドバイスを差し上げて見せる所存です。

 

注意点としては他にも、スライドさせるパッケージであるという点でサイズの調整が必要である事が挙げられます。

きつくて入らないなんてのは論外としても、ゆる過ぎてもきつ過ぎても良くないのが「スリーブ」です。そのため、必ず商品のサンプルが用意されている状態でサイズ決定し、そのうえでダミーを試作して検証する必要があります。「スリーブ」の接合部分は基本的に機械で糊貼りしますが、その際に生じる若干の誤差や、紙の伸縮による誤差というものが他の形式と比べダイレクトに影響する形式である点を念頭に置き、入念にチェックしていきましょう。

「スリーブ箱」の場合には、スライド云々に関しては「身箱」もダミーを試作しますし、「身箱」サイズに対しての基準もある程度ありますので「スリーブ」のサイズは決定しやすい状況ではありますが、「スリーブ」がサイズに関してタイトな形式ある点は変わりませんので同じくチェックが必要だという点は押さえておきましょう。

新規商品の際など、パッケージと商品が同時進行であったりと、採寸するための商品サンプルがすぐには用意できないこともあるでしょう。しかしながらそんな場合でも、製造に入る前までには必ず上記のチェックをしておかなければ、出来上がってみたらきつくて商品が入らないという事態が起き得てしまうのが「スリーブ」なのです。

もちろん、「スリーブ」が特にタイトなだけで、他の形式でも必ずチェックはして下さいね(笑)

 

サイズの調整をどれだけしても、両端が開いていてスライドするという形式ですので、たとえキツめに作成しても設置状況や手に取った時の持ち方、中身商品の重量などによっては商品や「身箱」が滑って出てきてしまいやすいというのも注意しておかなくてはなりません。「切れ込み」と「爪」、折返しなどストッパーとなる要素を設けたり、封緘シールを使用する事も考慮していただけたらと思います。

また、機械貼りをしない差込式の「スリーブ」というのもあり、円いカップ容器などに使用するとスライドしない形式もあったりと、「スリーブ」「スリーブ箱」にも亜種ともいえる形状もあります。メリット・デメリットにも違いがあったりもしますので、その辺りも是非ケイパックにご相談を! より良い提案をさせていただきます。

 

「スリーブ」「スリーブ箱」を作ってみよう!

はい、この章題はやり過ぎですね(笑) 実際は「最後に」的な感じです。ただ、この先は実際に作成してみる、もしくは相談してみるのが一番というのも事実ではあります。細かな点はまだまだありますので。

 

皆様、ここまでで「スリーブ」「スリーブ箱」についてはお判りいただけましたでしょうか? 文章だけでは判りづらかったかもしれません、その辺り今後も精進してゆくよういたします。

逆に、判ったけどもっと詳しく知りたいという方もおりますでしょうか? これを機に「スリーブ」「スリーブ箱」に興味を持っていただけたなら嬉しい限りです。

これからパッケージの作成を予定しているけどスリーブも検討したい、既存のパッケージをスリーブ形式で見直してみたいなどございましたら是非ともケイパックへご連絡を。私共一同、心よりお待ち申し上げております。

 

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

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