UV印刷とは

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UV(Ultraviolet)印刷とは文字通り、
印刷インキに紫外線(UV)を照射させることで、
インキを硬化させる印刷方式のことです。

 

インキを瞬間的に硬化させる最大のメリットは
なんと言ってもインキの乾燥待ちの必要性がなく、
即次工程へ回すことができるところです。

 

以前にもこんなことがありました。
それは・・・

 

ほぼ実質1日だけで
『印刷⇒抜き⇒貼り⇒納品』
というスペシャルコースの提供というものです。

 

これすべて同日の作業です。
理由はさておき、全工程を1日で仕上げて、かつ、
納品まで完了させられるってスゴイ!
朝、真っ白な四角い大きな板紙が⇒夕方には
箱になって、お客様のお手元に届いているという。

 

それもこれもUV印刷機があってはじめてなせる業です。
油性印刷機しか持ってなければ、
朝一印刷⇒乾燥・・・乾燥・・・・・・・・・
結局、翌朝までそのままという可能性もあります。

 

いざ!という時も安心(笑)にも繋がりますね。
UV印刷は。

 

ということで、UV印刷の特徴についてお伝えします。

 

 

UV印刷の特徴1 速乾性

油性印刷に対して様々な利点をもつUV印刷ですが、
中でも大きな威力を発揮する利点として挙げられるのは
冒頭で紹介しましたインキの速乾性です。
速乾性の利点とは、主にはインキの乾燥を促し
ブロッキングや裏移りを防止するスプレーパウダーを
使用する必要が無いことや、次工程へと即座に移れることがあります。

 

通常の油性インキであれば印刷終了から乾燥までは
自然に任せてになりますので、1日は日をあけなければ
トムソン等の次工程へと移ることは出来ません。

 

しかし紫外線をランプから照射することで瞬間的に硬化する
UVインキを使用することによって、
印刷終了後に即座に次工程へと移ることが出来ますので、
この乾燥待ちの時間を削れることによって
製造日程の短縮が可能となります。

 

極端なことを言えば、
UV印刷終了後すぐにトムソン加工に移ることも可能でして、
どうしても直ぐに必要になってくる商品であれば
そのような対応をすることもあります。

 

このあたりはUVインキ、UV印刷の強みでもありますが、
同時に印刷~トムソン~グルアーまでを全て揃えていることで
各工程における輸送時間のロスが無く
細かな時間調整が可能という
弊社の強みでもあると言えるかもしれません。

 

また同じような利点として、
本日印刷の立ち合いを頂いたのですが、
それは両面を印刷するものだったのです。

 

油性インキにて印刷をしておれば、
裏面を印刷し色の具合を見ていただき
裏面終了後、インキの乾燥を待って
翌日に表面の印刷立ち合いを頂くという
2日がかりの立ち合いになります。

 

しかし今回はUVインキを使用して印刷を行いましたので
裏面を印刷終了後、即座に表面の印刷を行いました。
そのためわざわざ2日に渡って弊社までお越しいただくことなく
立ち合いを終えることが出来ました。

 

今回立ち合い頂きましたお客様は神戸から来られておりましたので
はるばる2日も来ていただく必要が無くなり
お客様の負担も少なくできたと思います。

 

このようにUV印刷の利点の大きなものとして
速乾性があるということをご理解いただいていれば、
化粧箱の製造を依頼されるときの、
便利な一手となるかと思います。

 

 

UV印刷の特徴2 耐摩擦性

UV印刷の特徴の2つ目として挙げられるのは
インキの耐摩擦性の強度UPにあります。

 

印刷物に見られるインキそのものは
紙の上に乗っている状態であり、
当然のことながら擦れば剥げ落ちてしまいます。

 

箱をお客様の元へお納めする時だけでなく、
お客様がその箱を使用して商品化したものを
卸しやお店、もしくは直接消費者様の下へと
運搬する際にもその危険は生じます。

 

つまり、箱同士が擦れ合わさったり、
段ボールケースと接点が擦れたりと
あらゆる場面でインキ表面が擦れることとなります。

 

その時に耐摩擦性が低いと
インキが剥げ落ちてしまい
印刷汚れや、印刷傷のついた商品となってしまい
不良扱いになるのです。

 

それゆえに、耐摩擦性の強度が高いインキを使用することで
印刷インキ剥がれのリスクが低くなるというわけです。

 

そして、UVインキは油性インキに比べ、
その耐摩擦強度が高いということで
大変心強い特徴を持っているということになるのですね。

 

 

UV印刷の特徴3 パウダー不要による品質向上

パウダー不要ということは、
言い換えればインキの速乾性ということになるわけですが。

 

今回はそのスピード性を謳うものではありません。
パウダーを使わないことによる品質向上、
そのメリットにフォーカスするものです。

 

まずはじめに、そもそもとして
パウダーを使用する必要がないということは
ブロッキングの心配がないということです。

 

油性印刷時の気をつけなければならないこと中でも
最も気をつけなければならないことの1つであり
重たい柄(インキを多く使用する柄)の場合は
特に注意を要するポイントの1つです。

 

そして、パウダーを使用しないことのメリットですが・・・

 

パウダーを使用しないことのメリットということは、
逆に言うと、パウダーを使用することのデメリット
ということでもあります。

 

パウダーを使用することのデメリットの1つは
後加工での表面加工適正が悪くなるということです。

 

これは少し考えれば分かることですね。

 

印刷表面と表面加工の間に
パウダーが挟まっているわけですから
表面加工のパフォーマンスを落としていることは
想像に難くありません。

 

そして、パウダーを使用することのデメリットのもう1つは
パウダーそのものです。

 

パウダーは印刷のブロッキング防止に使われるもので
本来、箱の制作の要素にはなっておりません。

 

つまり、パウダーは不要なものなのですね。

 

パウダーを吹き過ぎると
表面がざらざらしたものとなりますし、
見栄えも手触り感もなんとなく違和感を覚えることもあります。

 

また、グルアー加工のある場合などは
このパウダーが悪影響を及ぼすこともあります。
それは・・・

 

スリップです。

 

グルアー(糊貼り)加工はベルトで
箱のブランク(展開状の状態)を送っていくわけですが
この時にパウダーが印刷表面に残っている影響で
スリップして傾いたりしてしまう現象が起きることがあります。

 

当然のことながら、ロスは多くなりますし、
生産効率も悪くなります。

 

パウダーは極力少ない方が良いですし、
極論、無い方が良いというわけですね。

 

だからこそ、パウダーを使う必要のないUV印刷は
このような観点からも大きなメリットがあると言えます。

 

ということで、UV印刷についてお伝えいたしました。

 

UV印刷の需要は年を追う毎に高まるばかりです。
ぜひ、お試しください。

 

 

 

ご質問のある方は下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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