新規のギフト箱を製造するにあたり

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今回はあるギフトメーカー様より、
新規のギフト商品を作るにあたって
そのギフトメーカー様が以前に発注し、
製造していたあるギフト箱が
今回の商品を入れるのに丁度良い大きさをしているので流用したい。
とのお話をいただいたときのことを
紹介したいと思いまいす。

ということで早速その既存の木型を調べてみたところ、
箱の後ろ側の左下に小さな丸窓が一つ抜いてありました。

前回の商品が随分昔の物であり、リピートの予定が無いことと、
今回の商品はその仕様で製造する予定は無いこと、
さらに今回の商品や今後それと似たような寸法の商品を入れる箱として
流用する可能性があることなどから、
丸窓が無い方が何かと汎用性が高く便利である。ということで
丸窓を木型から外すことは可能であるかを調べることとなりました。

また、これと同様に別の木型においても
今回の新商品と似たような寸法の物があり、
ただこちらの木型には丸窓こそ付いておりませんが
かわりにギフト箱とセットでトレーが付け合わされており、
こちらも上の木型と同様に取り外すことは可能か?
ということになりました。

さて、そのようなわけで早速木型屋さんに
データをご覧いただき、取り外すことが可能か?
またその際に発生する費用は如何程かを尋ねましたところ…

まず丸窓に関しては他の罫線などから十分距離があることから
単純に木型から丸窓の刃を取り外す作業だけで済むこと、
さらにその作業も小さな窓であることからほとんど手間がかからないこと、
ただ、6丁付になっておるので計6つの窓を取り外す必要があること。と
このような点から非常に安価に行えるとのことでした。

しかし2つ目のトレーが付け合わされている方の木型は、
トレーとギフト箱が非常に近い位置に配置されていることと
そのトレーが木型の天地をびっしりと埋め尽くしていることから
単純に刃を抜く作業量が多いこと、
また、それだけ多くの刃を抜くと木型が脆くなるため補強材を入れる必要があること、
さらに、そのトレー分だけ余分に大きな木型を切断する必要がある。
と要するに非常に手間がかかるものであり
そのうえトレーの分だけ木型全体からギフト箱の丁数が少なく付いていることもあり
素直にギフト箱だけをつけた新しい木型を作った方が価格的にも良いのではないか?
という話になりました。

そのような話で今回は1つ目の木型から丸窓を取り外す方向になりました。

今回のように既存木型に手を加えること自体は可能なのですが
一度手を加えるとやり直しが効かない場合もありますし
物によれば新しく作ったほうが結果的に安くなることもあります。

どのような製造方法を取ればお客様に最も良い結果になるのかを
常に考えていきたいですね。

 

 

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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