断裁でBOX製作の加工賃を削減

こんばんは、鹿太郎です。
前回に続き断裁機の話です。

前回は簡単な形状でかつ数量の少ないものであれば
トムソン加工よりも断裁した方が安くなることもあるということと
その理由等を紹介しました。
トムソンではどうしても初期費用として掛かってくる木型を作製する必要があり
これの有無が断裁の方が良い一つの理由になる。ということでした。

さて、この木型ですが丁取りを一丁増やすごとに(一枚の紙から作製する数を指します)
費用が倍々に増します。丁取りを増やせばその分だけ刃を作製して
それを板に差し込む手間が増えるので仕方なしです。

しかし丁取りを増やせばそれだけ紙の購入枚数は少なくなり
購入枚数が少なくなれば印刷やトムソンに掛かる費用も抑えられます。
つまり丁取りを増やすと紙の枚数が少なくできて、加工単価は下がる。
逆に木型代を抑えて丁取りを少なくすると紙の枚数が増えるので単価は上がるというわけです。

さてさてそうなると初期費用の木型代を抑えるか加工賃を抑えるか、
どちらを優先する方がお客様にとってより得か?と悩ましい問題になります。
そこで今回の本題であります断裁機を使ってのこの問題に対する一つの解決方法として
印刷が終わった紙を断裁機にかける。という方法を使用します。

少し詳しく書きますと、
例えば8丁取りにて印刷した紙を(一枚の紙に8つ製品を印刷)
そのままトムソンに回すと木型も8丁取りのものを作製しなければならないのですが
ここで印刷が終わった紙(刷り本といいます)を断裁機にかけて
半裁してしまいます。そうすればトムソン加工の際には4丁取りになりますので
木型も4丁取りのものを作製することになります。
そうなると木型代がおおよそ半値になりますので、加工賃として
断裁費用とトムソンの紙枚数の増加分が上乗せされるものの、
木型を8丁作成することに比べればよりお客様に喜ばれる見積もりが出来ます。

ただし、長くなるので今回は割愛しますが、
この方法は単純に紙を半裁すれば良いということでは無く
トムソン加工が出来るように印刷図面の配置をしなければならないので
そこの確認を怠ると半裁したらトムソン加工に回せなくなりますので
通常の見積もり以上にしっかり見なければなりません。

 

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ