改版にまつわる注意

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10年来フィルム版で印刷していた商品があるのですが
今回それを改版するにあたって良い機会なので
CTPに切り替えようという話になりました。

ということで早速図面のデータを木型屋さんから
刷版屋さんまで送信いただき、
それをもとにお客様から頂いたイラストを乗せていただき
CTP版の作製、印刷を行いPPラミネート加工をしていただくため
表面加工屋さんに引き取っていただきましたが…

その表面加工屋さんより連絡が入りまして、
なんでも紙のギリギリ一杯まで印刷面が入っているために
PPラミネート加工ができない。という恐ろしいものでした。

私としては前述の通り木型の図面データを送って
それをもとに刷版屋さんで版を作製いただいておりますので
今まで加工していただいていたものと
変わっている筈が無いと思っていたのですが、

とはいえ出来ないと仰っておられる以上は何か違いがあるのだろうと
ドキドキしながら弊社に残っていた刷り本を確認してみますと、

確かに違っておりました、ピッチが。

既存木型が2丁取りになっておりまして、その商品と商品との間が
その既存木型よりも8mm広く開いた状態で印刷されており、
そのため紙の余白が前回までよりも狭くなってまして、
ということでPPラミネートを貼るための余裕が無い。ということでした。

当然このままでは加工ができないため、
泣く泣くピッチを修正し再度印刷することとなりました。

今回何故こんなことになってしまったのかを追ってみますと、
どうも木型にピッチを縮めた跡が残っておりました。
つまり、この木型のピッチを修正したときにも
何かしらの不具合があり、そのために縮めたのだと思います。

しかし、製品の寸法などは何もいじっていなかったからなのか
修正としては非常に微々たるものであったからなのか
とにもかくにもデータはそのピッチを縮めたものに修正しておらなかったようです。
何分10年強は前のことであり詳しい理由までは追っかけようがありません。

これを回避する方法は非常に簡単で
単純に現行の木型を刷版屋さんに見てもらい、
それをもとに刷版を行ってもらう。というものです。
今回はわざわざ一から寸法をとってもらわなくとも
データがあるならそれをもとに作業していただいた方が
早いし楽だろうと考えて、しっかしと確認しなかったのが
失敗の原因といえます。

製品の寸法には間違いがないか見ましたが、
まさかピッチが違っているとは完全に意識から抜けをちておりまして、
このような思い込みによる失敗は
本当にしっかりと様々なことに気を配らなければ往々にして
起こりえますので、気を付けていきたい所です。

ということで普通の商品ももちろんそうですが
古い商品はより一層、抜け落ちているものが無いか確認して作業にあたります。

 

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