失敗しないオリジナル化粧箱・パッケージの作り方 vol.3-2

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前々回(11/29)前回(12/20)と2回にわたり、印刷内容を決定する方法
ということで、『データ作成時の注意点』・『印刷はカラーか?特色か?』・
『印刷デザイン時のテクニック』をお伝え致しました。

とはいえ、昨年のことで年末年始をまたいだことでお忘れになられている
ようであれば(笑)再度確認して頂ければと思います。

さて、今回は『印刷内容』の次なので、工程的にも『表面加工』について
少しお話しできればと思います。とはいえ、一般的なものはご存知かと
思いますので、それ以外のものをご紹介できればと思います。

表面加工内容を考える

オーソドックスなものも大事です。

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先程、一般的なもの以外で、と言ったところではありますが、やはり
オーソドックスなものも大事ですので、サラッと・・・・・

まずは、その種類として一般的には下記のものになります。
① ニス  &  マットニス
② ビニール  &  マットビニール
③ プレスコート
④ UVコート
⑤ PPラミネート  &  マットPPラミ
そして、お客様の関心の高いべスト3の比較順位は下記になります。
ただし、グロスはグロスどうし、マットはマットどうしの比較としてになります。

 
※値段の高いのは?
【安】 ① < ② < ③ < ④ < ⑤ 【高】
(但し、③と④は価格差はそれほどありませんが、のり貼りする場合は
④の方は版代が必要になるので)

※輝度(orマット感)が高いのは?
【低】 ① < ② < ③ = ④ < ⑤ 【高】
(③と④は、その評価が分かれます。③の方が良いという方もいれば、
④が良いという方も。ので、同等レベルとさせて頂きました。ただ、平滑性
で言えば、③の方が平滑性に優れています。)

※耐摩擦性に優れているのは?
【弱】 ① < ② < ③ < ④ < ⑤ 【強】

色々な表面加工

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≪ハーフマット≫
マットビニールについて、「指紋がつきやすい」「傷がつきやすい」と感じられ
ている方もいらっしゃるかと思います。
必ずしも、マットビニールだけの原因ではなくても、ご自身が製品を立ち上げ
た際に、そういったトラブルがあると不安になって選択しにくい表面加工に
なってしまうこともままあります。
そんな時には『ハーフマット』を一度試されてみてはいかがでしょうか?

これは、ビニール溶剤に強化剤を合わせることにより、傷に強く・指紋がつき
にくくなります(あくまで、マットビニールに対しての相対評価です)。
ただ、デメリットとしては、若干マット感が劣ります。ので、マットビニール
レベルのマット感でも満足できない場合は、難しいとは思います。

 
≪マイクロエンボス≫

その前に・・・まずは、一般的なエンボス柄を!こちらをご覧ください。

これらはエンドロール版と呼ばれる、箱の全面にエンボスされる版の
パターンです。ので、どこか一部分を抜きたい(=エンボス柄を入れたく
ない)ということが出来ませんし、もし数アイテムを付合せ(例えば・・・
身・フタ・仕切を1枚のシートに付合せて作成する)という場合は、全ての
アイテムに全面エンボスすることになります。

ただ、これらは全て在版ですので、版代不要でお好きな柄が選択可能
です。特に『クレープ柄』などは珍しいかと思います。

さて、では『マイクロエンボスとは?』ということですが、、、

そもそもエンボスとは、柄を彫刻した版を用いて圧を加えることにより、
原紙に凸凹の模様を付ける加工になりますが、この凸凹を細かくすること
により、超微細なデザインを表現する加工をマイクロエンボスと言います。

ただ、このマイクロエンボスは微細な凹凸を表現するがゆえに、一般的な
白い板紙にこの加工を施しても、ほとんど分かりません。強いて言うなら、
スミ等々の濃い色を印刷したうえであれば、効果はある程度出ます。

ので、このマイクロエンボスはホイル紙・蒸着紙等々のピカピカ光る紙に
使用されることをオススメします。非常に美しい輝きを表現できます。

microembs

マイクロエンボスについても、多種在版がありますので、お気軽にお問い
合わせ下さい。

 
≪ベルベットフィルム≫

マットPPラミを超えるマット感。絹のようなしっとりとした質感。
もう印刷物ではないかのようです。
残念ながら、画像ではお伝え出来ないのがつらいです。
残念ながら、コスト的にも高価なことがつらいです。
が、
一度、ご覧になられて損はなし!お気軽にお問い合わせください。

 

≪LUV≫

LUVについては、こちらをご覧ください。決して手抜きではありません(笑)

※その他このブログ内でも色々ご紹介してますので一度探して下さい。

 

【番外編】グラビアパール

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表面加工ではありませんが、と言いますか、逆に通常の印刷の前段階の
ことですので、表面加工どころか、前処理加工になりますね。しかしながら、
もし、ご存じでなければ是非この機会に覚えて頂ければ幸いです。

「高級感を出すためにパール紙を使いたい」という方も多いかと思います。
しかし、ズバリこれ!というパール感というのは難しいかもしれません。
もう少し、ピンクっぽい方が・・・・。グリーンのパールが良いのだが・・・。
等々があるでしょう。
また、もしピッタリのパール感であっても、ベースの原紙が、もう少し
グレードの高い紙が・・・・。もう少し、厚い紙が・・・・。ということがある
かもしれません。

そんな時にはグラビアパールです。
・好みの色に調節が可能です。
・強度的に、質的に、問題ない原紙の選定が可能です。

ただ、値段が・・・・・と思われるかもしれませんが、コスト的に見ても
パール紙と比較しても大差ないと思われますし、ロットが大きければ
(といっても、無茶苦茶な量ではないです)グラビアパールの方が安い
くらいです。
もちろん、逆にロットが少なければ高くなる可能性も大です。

その境界線は、その商品の大きさ等々にもよりますので、一概には
言えませんが、3,000ヶ~5,000ヶ以上作成される場合は、一度見積を
とってみるのもいいかもしれません。

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ちなみに、フレキソパールというのもあります。
メリットとしては、環境にやさしい(エコ)です。
デメリットとしては、グラビアパールに比べ、
若干パール感が落ちます。
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ご質問・ご相談は下記よりお気軽にお問合せ下さい。
小ロットでの対応もお任せ下さい!

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