失敗しないオリジナル化粧箱・パッケージの作り方 vol.3-1【再】

 

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前回は『印刷内容の決定方法』について、解説させていただこうかと思い
張り切りすぎた(笑)のか、『データ作成時の注意点』という項目だけで
終わってしましました。
ので、今回はその続きを・・・・ということで、早速本題に入っていきます。

印刷内容を考える

印刷はカラーか? 特色か?

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印刷の際、その色数によって金額が変わってくるのはご存知の通りで
1色より2色印刷、2色より3色印刷の方がコストUPになります。
なので、特色を使用する場合は、コストと比較して何色分の色数が使用
可能かを判断する必要があります。

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特殊色
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特色のなかでも特殊な色というものがあり、仮に『特殊色』と
させて頂きますが、『金』・『銀』・『白』・『蛍光』等々がこれに
あたります。
特殊色だけにインキ自体が高いため(それ以外にも印刷難易
度のUPもあり)印刷代も高いです。一般的には2色分に相当と
考えて頂ければと思います。
また、似たような意味合いで、ベタ柄の印刷の場合は使用する
インキ量が増えるため(こちらも、印刷難易度UPという要素も
含みますが)印刷代がUPする場合があります。これはデザイン
により異なりますが、1.5色~2色分と考えられます。
ただ、昨今ではベタ柄割り増しは、とらなくなった印刷会社さん
も多いです。
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カラー印刷では、C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)
なので、当然4色印刷になります。特色の4色とカラー4色ではどちらの
方が高いか?というと、厳密にいうと特色4色の方が高いですが、今では
4色は4色ということで、同価格としている印刷会社さんがほとんどである
と思います。
では、どういうときにカラー印刷にするのか?特色印刷にするのか?
なのですが、まず第一に写真・画像等使用される場合は、カラー4色に
せざるを得ません。また、たくさんの色を使いたい場合、その1つ1つを
特色にて印刷すると値段的にも・機械的にも難しいので、掛け合わせで
表現する場合は、カラー印刷ですね(=一応、CMYKの4色でほとんどの
色が再現できると言われております)。

逆に、特色を使う時はどういう時かというと、大きく分けると下記の2点に
なるかと思います。
① コストダウン
② こだわりの色

①は極力色数を使いたくないということですね。②については、企業ロゴ
などで指定の色があるという場合や、キレイな色にしたい場合ですね。
先程、カラー4色でほとんどの色が再現出来るとしましたが、『ほとんど
近い色』という方が正確な表現で、掛け合わせで再現した色は、特色を
使用したものに比べると、やはり濁っているというか、きたないというか。。。
特に、薄い色・淡い色、そしてCMYKの中間色(例えばMYの中間色は
オレンジになります)は、特色の方が断然キレイな色が出せます。
問題は写真も使いたいけど、色にもこだわりたいという場合です。
これはもう皆さんお分かりだと思いますが・・・・・カラー4色+特色という
ことになります。

印刷デザイン時のテクニック

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化粧品では、特色での印刷パッケージが多いように思いますが、それ以外
では、やはりカラー4色での印刷パッケージが多いです。

その際、注意したいのが商品名を薄い掛け合わせ色にしないということです。
例えば、C:20%+M:30%とかとか。
パッケージは商品の顔と言いますが、商品名はその顔の中の顔とでも言い
ましょうか、とにかく最も重要な部分の1つです。なので、本当は単色(1種類
の色)で再現するのが望ましいですが、カラー4色使用の場合はそれも言って
られません。なので、その場合は濃い色にした方が無難です。例えば・・・・
Y:100%+M:80%とかとか。

なぜなら、薄い色はぶれやすいからです。

原理は違いますが、分かりやすく説明すると。。。
たとえば、5%のブレが出たとするとき、80%→75%になるのに比べて、
20%→15%になれば、圧倒的にこちらの方が色がブレて見えるというのは
お分かりになるかと思います。
実際には、%が変わるのではなく、濃度や印圧によってアミの出方が変わる
のですが、現象的には似たようなものだと思います。

従って、商品名をはじめとする重要な部分には、濃いめの掛け合わせ色を
使用した方が無難です。

同じ理論ではありますが、背景色についても同様です。
全面に背景色として均一の色を入れたり、側面&天地面のみベタ色にして
おられるパッケージを結構見かけますが、この背景色も重要な部分です。
一言でいうとイメージカラーとなりうるものです。

ので、背景色についても薄い色は避けた方が無難です・・・・・・と言いたい
ところではありますが、背景色を濃くしてしまっては、パッケージのイメージ
まで影響を及ぼすということも多々ありますので、背景色については、出来
れば濃い色の方が無難ではありますが、全体のバランス・イメージを重視
して薄くせざるを得ないことも致し方ないとは言えます。
ただ、その際には多少ブレても良いくらいの色にしておく方が良いでしょう。

一番良いのは、背景色などのイメージカラーと同色で品名等々の重量部分
を作成し、その色自体を特色にする → したがって 『カラー4色+特1色』
にするのが、品質的に安定したデザインを作成する1つのコツではあります。
そういう目で見てみると、店頭で見かける商品パッケージにはこの『カラー
4色+特色1色』というパターンが多いのに気づくはずです。
もちろん、『カラー4色+特色2色』というものもあります。

ここだけの話・・・・・
指定はカラー4色なんですが、ぶれやすいというのが理由で、印刷会社さん
の方で(お客様には)黙って、実際にはカラー4色+特1色で印刷している!
ということも多いと聞きます。

もしかしたら、あなたのカラー4色印刷のはずのものも、よく見ると・・・・(笑)

 

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