同品質の原紙

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先週とある得意先様から
ご質問をいただいた件について
少し紹介したいと思います。

その話の前段階として、
ある化粧箱のお見積りを
させていただいていたのですが、
打ち合わせいただいた際に
現状の商品を見せていただき、
コートカードBクラスの原紙と確認し、
そのコートカードBクラスの原紙である「NEW DV」という
原紙にてお見積りを提出させていただきました。

しかし、その後お電話にてお問い合わせがありまして、
それによりますとどうも現状の商品はSQカードという
紙を使用している、と。
そして一応現物通りに仕上げたいことから
このSQカードという紙での見積もりも欲しい。という話になりました。

さて、これがお得意先様よりいただいた質問でして、
生憎SQカードについてあまり知らなかったため
紙メーカーの営業の方に尋ねてみました。

残念ながらその営業の方もSQカードについては
明るくなかったのですが、少し調べてみますとのこと。

果たしてその10分後程度で連絡をいただきまして、
それによりますとSQカードとは九州の大分工場にて抄造されている
コートカードBクラスの原紙である。とのこと。

先ほどNEW DVという単語が出てきたかと思いますが
こちらは大阪の方の工場で抄造されているコートカードBであり、
つまるところ原紙のクラスは同等ですが、
抄造している工場の違いがあるため名称が違うと。

その為、この話は同等品で見積っていたことに加えて
わざわざ九州からこの原紙だけを持ってくるということは
運賃が余分にかかり、コートカードBクラスにも関わらず
下手をしたらコートアイボリークラスの単価になりかねないということと、
重量の制限やらが関わってくるためオススメできない。
ということから当初のお見積りのままNEW DVを使用することとなりました。

原紙の種類についてはこちらのブログをみていただければと思いますが
今回のように同品質の原紙であっても
抄造する工場が違えば名称が変わることがあります。
そのため少しややこしくなることがありますが
結局は同じものを指しますので基本的にはあまり影響はありません。

ただ厳密にいうとやはり工場が違う分の差異はありますので
同じクラスであっても若干の厚い薄いであったりインキののりの
良し悪しであったりがあります。

表面加工のプレスコートなども加工所が言うには
同じコートボールでも加工しやすいものと
しづらいものがあるとのことです。
これはブリスターの適正にも同じことが言えるようです。

こういった事情がありますので、例え同品質の原紙であっても
変更する場合などはよくよくお打合せを頂く必要があるかと思います。

 

 

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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