印刷デザインにて各パーツのインキの消費量が大きく異なる場合

 
こんにちは、鹿太郎です。
印刷のデザインにおいてパーツ毎のインキの消費量に大きく差がある場合
すなわち濃度の濃い部分と薄い部分がはっきりと分かれている
デザインの印刷するときなどには普段よりも
色のムラに気を付ける必要があります。

そして、色ムラを防ぐために現場のオペレーターが注意深く観察して
やれローラーは汚れてないか?インキは充分にあるか?などなど
現場でした出来ないことで気を付けて作業にあたることは
もちろん重要なことなのですが、
その商品の手配を掛ける際に現場の作業者が少しでも作業を行いやすいような
手配を行うことも重要であります。

そこで今回はその手配の段階で気にしておくべきことを紹介したいと思います。

気にしておくべきこと①
濃度の差が大きい商品を印刷するにあたって
濃度の濃い部分・薄い部分を咥え側から見て垂直に並べる。

簡易な図ですが↓のようなイメージです。

07130001

07130001

※便宜上、各パーツをABCDに区分けております
※また同じ商品を3丁取って印刷している図面になっております。
※箱はスリーブ式の形状です。
※濃度が濃い部分はBになります。またACDにも薄く印刷されるとします。

インキは各色ごとにユニットが設けられており
それぞれ一色づつインキをセットし、供給量を調整することで
色を表現しますが、その一色ごとのユニットも場所毎に細分化されたゲートがあり
このゲートの開き具合を調整することでインキの供給量を調整します。
これにより同じ色でも濃度の差を調整できます。

そこで、上の図のように配置されていればインキの供給量=ゲートの開き具合は
印刷図柄のある部分を全て同じ程度に開けて他は図柄が無いので開けない
というように行えますのでムラが発生しづらくなります。

しかし、下の図のように配置されていると?

07130002

07130002

この場合ゲートの開き具合はACDのラインは狭く、Bのラインのみを広く開けます。
さて、そうなりますとインキの供給を行うローラーは左右に動きながら稼働するので
Bのラインで多く供給されたインキがACのラインにも入り込んで
結果ACに要請以上のインキが供給されて色ムラが発生しやすくなるそうです。
図のような場合はその濃度の濃いBが三丁並んでおりますのでなおさらです。

というわけでして、単価との兼ね合いもあり常に出来るわけではないのですが
濃度に差がある場合は咥えから垂直に並ぶように紙や版・木型の手配を
かけるようにするとより安定した製品を作れるようになります。

  

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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