印刷のデザインや色の表現について

こんばんは、鹿太郎です。

今回はパッケージ印刷の現場にて
印刷した色の度合いを見るために使用される
蛍光灯について少し紹介させていただきます。

とまあ大げさに前振りしましたが単純に標準的な蛍光灯に比べて
自然光に近い光を表現できるというだけなのですが
何故わざわざこれを使用するかと申しますと、
これは当ブログ「化粧箱は減法混合による色表現によって作成されます。」にて
書いた通り、印刷物は減法混合すなわち周囲の光から特定の色を吸収し
他の色を反射することによって色表現を行ういます。
そのため周囲の光がそもそも偏った光を発していると、
その環境の下で色を合わせても偏った光の中では合っていても
それを外で見てみたら…ということになります。
ですので自然光に近い光源を当てて、そこを基準に色を出して
安定した品質の商品に仕上げる。ということを行っております。

また、この自然光に近い蛍光灯を使うことは
「印刷デザインの確認だけならデータ校正でも良いですが…」
データ校正が色見本にならない理由とも意味としては近いものでして、
というのもデータ校正ではモニタやパソコン・周囲の環境等がお客様と印刷会社で
まったく同じということはほとんど無いことから共通の色認識を持ちづらく
そのため色の見本としては使用できない。
ですので本紙校正なり簡易校正なりを行い
実際に同じものを見ることによって共通の色認識を持つ。
(もっともデータ校正の場合は色の表現方法も違うのでこれだけが理由ではありませんが。)
そして自然光に近い蛍光灯も、使用意図としては自然光を基準とすることで
お互いに同じ環境で色を見ることができ、結果商品に対して共通した色認識を持てる。
そして常に同じ光を基準とすることで品質を一定に保つというものもあります。

色の認識は印刷において非常に気をつけなければならない部分であり、
お客さまによっては印刷時に立ち合いを希望される方もよく居られるのですが、
弊社では印刷の立ち合いも喜んで対応させていただいておりますので、
どうしてもこの目で確かめたいという方や実際に作業している現場を見てみたいという方も
是非ご利用いただければ幸いです。

 

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