印刷における心霊現象!?

最盛期に比べると幾分暑さが和らいできました
とはいえまだまだ油断ならないこの季節。
ましになったとはいえ変に意地をはって
冷房の使用を我慢すると、昨日の私のように
あっという間に汗まみれになってしまいます。

さて今回はそんなまだまだ暑いこの時期に
身も心も冷える怖いお話、オフセット印刷に現れる
ゴーストの紹介をしたいと思います。

ゴーストとは?

オフセット印刷における印刷図柄にて
同じインキを使用する図柄の
印刷の咥え方向からみた垂直なラインの
その箇所毎のインキの消費量の差によって発生する
色の濃淡の差のことであり、その濃淡の濃い方が
あたかも他のインキが表現している図柄が
写りこむように表現される。
本来いないものがいる。ぼんやりと図柄が表現されていることなどから
「ゴースト」と呼ばれているようです。

少しややこしい書き方になりましたが
要は「写っちゃいけないものが印刷された!」ということです。
まさに心霊写真のような感じで、当然そんな状態ですので
商品としては問題ありの怖い現象と言えます。

ではこのゴーストの発生原因と言いますと
同じ色のインキの、咥え方向から見て垂直なラインが
ライン「A」では印刷するのにそのインキを消費する箇所が
10箇所ありそれぞれ色の濃度としては1程度の濃度が目標とします。
となるとインキの供給は10×1なので10がベストと言えます。
対して隣のライン「B」では消費する箇所が5箇所で色の濃度は
同じ1程度だとしますと、供給量は5が良い加減だと言えます。
しかしインキの供給量は
「印刷デザインにて各パーツのインキの消費量が大きく異なる場合」
にも書いております通り、
そこまで細分化しての調整は難しいので
5の消費で済むライン「B」にも10のインキを供給してしまいます。
仮に調整できてもローラーの動きなどで結局左右にインキは移動します。

さて、そうなりますと供給が10に対して消費箇所が5箇所なので
それぞれの濃度は2になってしまいます。
当然色の濃さは1よりも2の方が濃いので同じ色を表現したいはずなのに
濃淡の差ができてしまう。
そしてその現れ方がライン「B」と同じライン上にある
他のインキで表現している図柄(エンドレス柄等に顕著です)のように現れる。

と、ここまでゴーストの発生について紹介しました。
また機会があれば発生の抑制の紹介をしたいと思います。では。

 

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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