化粧箱の製造に関する流れについて

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先週は『化粧箱の素材となる板紙のややこしい計算基準について』をお送りさせて頂きました。
前回までの【印刷・パッケージ 基礎講座】は下記の通りです。

 

■ 化粧箱の素材となる紙の分類について

■ 化粧箱の素材となる紙の規格寸法と名称

■ 化粧箱の素材となる板紙のややこしい計算基準について

 

今週は『化粧箱の製造に関する流れについて』ということで、お客様からいただいた化粧箱の製造に関するご依頼に基づいて、本生産に至るまでに何をするのか?そして、本生産はいかなる工程を踏んで生産されるのか?をお伝えいたします。

 

 

化粧箱の本生産前に

 

お客様がご要望される化粧箱について複数回に渡る商談を経た後、生産という段階に入るわけですが、本生産に入る前には
「これでOK!」
というべき確認事項があります。

 

お客様専用のオリジナルパッケージを作っている私共の商品(化粧箱)は受注生産という性質上、既製品を販売するわけではありません。

 

つまり、新規受注品に関しては本生産に至るまでに完成品は存在しないのですね。

 

もちろん、それまでに他社で化粧箱を手配されていて、何らかの理由により全く同じ物を作るというような事もあるわけですが、それはあくまでもイレギュラーなことだとご理解ください。

 

化粧箱の作成をするにおいては、ほとんどの場合において印刷をするわけですが、(無地箱の場合もございます。)その為には印刷の原稿がなくてはなりません。

 

つまり、デザインデータですね。

 

化粧箱に対してどのような印刷をするのか?何色(色数)使うのか?どんな色を使うのか?カラーか?イラストか?文字だけか?などなど

 

化粧箱に施す印刷の内容を盛り込んだデータがなければならないのです。

 

これは、お客様がご用意されることもあれば、弊社でデザインの手配をさせていただくこともあります。

 

いずれにせよ、印刷する元となる原稿がなければならにわけです。

 

そして、その原稿を印刷に適正な状態にする為に『印刷完全データ』として編集する必要があります。(以前は印刷用のポジフィルムを作成するのは主でしたが、現在ではデータ化が進み、データでのやり取りをすることが一般的となりました。)

 

この段階では印刷に適正なデータと成っているかはもとより、アタリの正確性やヌリタシのチェックなどを行います。

 

その後、データの状態を確認していただく為に、校了を頂ける状態のものを作成しお客様に提示します。

 

この時、色校正を提出するのが一般的ではありますが、場合によってはより本生産に近い物をあげるべく本機(本番で使用する機械のこと)校正を提出する場合もあります。

 

また、校正するまでもないということで、DDCPやカラーカンプで図柄と文字の確認ができれば良い状態の物をお出しすることもあります。

 

もちろん、これらの校了をいただく作業の中で校了が頂けなかった場合は、校了もしくは責了を頂けるまで、これらの一連の流れを繰り返すこととなります。

 

 

化粧箱の本生産の流れ

 

先の流れの中で校了を頂くことができれば、本生産に入ります。

 

本生産に入りますと、

 

原紙手配

刷版

印刷

表面加工

トムソン

グルアー

 

このような流れを経て化粧箱を生産することとなります。

 

もちろん、上記以外の加工が加わることもあれば、逆に不要な工程がある場合もあるわけですが、化粧箱の製造は概ねこのような流れになると思って頂いて結構です。

 

納期に関しては加工の難度や生産数にもよりますが、本生産に入る事前準備が完全に出来ていると仮定して、1工程当たり多くて2~3日見て頂ければ充分です。

 

場合によっては1工程を1日で消化することもありますし、
弊社のミスであれば当然ですが、お客様の手配漏れやその他の緊急事態の時は、それ以上のスピードで対応させていただいております。

 

以前にもご紹介したことがございますが、朝から手配したものを昼から納品するなんてこともありましたので、スピードに関しては自他共にどこにも負けないと認めるところです。

 

 

ということで『化粧箱の製造に関する流れについて』の説明を終わらせていただきます。

動画解説はこちらです。

 

パッケージ デザイン - 印刷紙器の製造の流れ

 

 

ご質問のある方は下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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