化粧箱の製作に関する細かい話②

 

前回は化粧箱に関する細かい(mmの)部分として
原紙の厚みの話をさせていただきました。

おさらいをしますと、
化粧箱に充填する商品に対して適性な強度を持たせるために
原紙の厚みを0.1mm単位で変更する方法があり、
しかしその0.1mm単位ですら原紙の仕入れ値に与える影響は大きく
そのあたりの兼ね合いをどうするのか?という課題がある。
というものでした。

そこで今回は印刷における細かい話をしたいと思います。
ただ、簡単に書きましたが細かい話をつらつらと述べていきますと
きりがありませんので、今回は簡単なものを紹介したいと思います。

印刷における細かい話、
1、紙粉や版傷などの細かい障害
印刷において比較的軽度なクレームの原因となる
インキ抜けや、その逆に本来印刷されてはいけない箇所に
短い線が印刷されるものがあります。

これらの問題を発生させるものが原紙に付着している紙粉や
印刷に使用する版の傷になります。

原紙に細かい埃がついている状態で印刷機に通しますと
その埃がインキをブランケットから原紙へと転写する際に
逆に原紙からブランケットへと移動してしまい、
それ以降の印刷において、ブランケット上に埃がのっているため
本来インキが乗るべき箇所に乗らずにその部分だけ白くなる現象が発生することがあります。

これは通常の印刷でも発生する可能性がありますが、
特に注意が必要なものはベタ印刷を行うときでして、
ベタ印刷は通常よりも多くのインキを使用し濃い濃度で印刷しますので、
ブランケットから原紙へとインキを転写する際のブランケットと原紙の
接触が通常よりも強くなります。そしてその接触が強い分だけ
原紙の埃がブランケットへと移動しやすくなります。
それは丁度、紙を貼りつけるのに糊を使用するにあたって
大量の糊を指につけたせいで、少ないときに比べてより多く
紙との接着が強くなるのに近いものだといえます。

さて、そんなことで普段よりも埃が付きやすいというのに
さらにさらにベタ印刷を行うために、濃度の濃い色が
原紙へと印刷されるために、少しの白抜けが
かなり目立つことになってしまいます。

ということでして、今回は少し怖い方向での細かい話でした。では。

 

ご質問・ご相談は下記よりお気軽にお問合せ下さい。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ