エンボス加工とは

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エンボス加工ウィキペディアによると、
『板金や紙などに文字や絵柄などを浮き彫りにする加工である』
とあります。

 

その概要は
『エンボス加工は裏面を押し上げて浮かす(したがって裏面は凹む)方式、
表面に特殊なインクを付着することで凸部を形成する(裏面は凹まない)方式がある。

 

紙に対する印刷の加工方法として広く利用されており、クレープ加工とも言う。
インクを使わず紙に模様を入れたり、手触りを良くしたり、
薄い紙を一枚一枚はがれやすくする効果がある。

 

また書籍の表紙カバーで印刷をしたタイトルや
イラストの縁をエンボス加工することで、
見た目と手触りとの二重の効果を与えることが出来る。

 

書類にはエンボス加工を用いてエンボス印を押印することがある。
エンボス印を押す事務用品をエンボッサー
またはシールプレス、型押機などという。

 

金属での例としては自動車のナンバープレートが代表的なものである。
視覚障害者用の点字もエンボスの一例である。』

ウィキペディア - エンボス

 

今回は、エンボス加工についてお伝えして行きます。

 

 

エンボス加工とは

エンボスには大きく分けて『浮上げ』と『型押し』があり、
両方ともエンボス加工と呼ばれます。

 

また、表面に特殊なインキを塗布することにより、
凸部を作ることもエンボスと呼ばれたりもします・・・

 

要は、表面がボコボコ・凸凹な状態のものを総じてエンボスと呼ばれます。
が、その点については、今回は触れずにおきます(笑)

 

『浮上げ』は凸版と凹版の両方を使用し、挟み込むようにして
プレスすることで、盛り上がるように浮き上がらせる方法です。

 

『型押し』とは、凸版だけを使用して、表面から押し込むことに
より、版部分を浮き下げることで立体感を付加します。

 

エンボスの特徴としては、インキや箔材などを使用せず、
立体感だけでデザインを表現することで、箔押しとはまた
一味ちがう付加価値・高級感を加えることが出来ます。

 

また、エンボスは印刷や箔押しと組み合わせること(印刷
部分を浮き上げる・箔押し部分を浮き上げる)ができ、
より存在感のあるデザインを再現できます。

 

 

エンボス加工の種類

① 横線が等間隔にて入っています。

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② 完全なマス目ではなく、和風な感じですね。

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③ シンプルな、こまか~いキレイな柄です。

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④ 柑橘系の皮のような感じです(梨なのに・・・)

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⑤ 『絹』より粗い感じですね。

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⑥ なんと表現すべきでしょうか??まぁ、こんな感じです(笑)

na-bace-enbs.fw_r4_c3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑦ 爬虫類の皮革のようです。

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⑧ 油絵のキャンパス地(?)

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これらはエンドロール版と呼ばれる、
箱の全面にエンボスされる版のパターンです。

 

・・・・・というか、印刷紙全面ですので、
部材等々付合せの場合は、全部在同じエンボスになります。

 

これらも全て在版ですので、お好きな柄が使用可能です。

 

特に『クレープ柄』などは、お持ちのところは
少ないのではないでしょうか?

 

まぁ『クレープ柄』に限らず、
お好きな柄があれば是非お声かけ下さい。

 

また、これで全種というわけでもありませんので、
『こんな版は?』ということがあれば、
お気軽にお問合せ下さい。

 

なお、1点注意事項が・・・・・

 

『布目』とか『絹目』とかの名称に関して・・・
・同じ柄なのに会社によって呼び名が違う
・同じ名称なのに会社によって柄が違う
という場合がありますので、
使用される際は、必ずサンプルを確認して下さい。

 

 

エンボス加工の意外な活用方法

エンボスはその加工方法から素材の表面に凹凸を作ります。
この方法により様々な柄を表現し、
高級感といった付加価値を付与するわけなのですが、
その凹凸にはもう一つの効果があります。

 

それは、「滑りやすさ」の付与です。

 

表面に凹凸が出来るということは、
平らな状態であったときよりも
他の物体との接する部分が減ることになります。

 

つまり摩擦を起こす部分が減る。
すなわちエンボス加工を施す前と比べて
滑りやすくなるというわけです。

 

そして、この滑りやすさを上手く活用しているものに
トレーディングカードゲームによく使用されている
カードスリーブがあります。

 

日本では(世界中でも)遊戯王に代表される
『トレーディングカードゲーム』

 

まったく知らない方も多くおられるかと思いますが、
基本的にはトランプの変わり種とご理解いただければ十分です。

 

このトレーディングカードゲーム(以下、TCG)は
そのほとんどが2人用の玩具として
『対戦』を目的としております。

 

そして、その対戦においてほぼ全てのTCGが
自分の用意したカードの束を
その一番上から引いていき、
その引いたカードを使用して
対戦を行うということにあります。

 

つまり、スリーブ等にいれないとせっかく集めたカードが
傷ついてしまったり、汚れてしまったりするわけです。

 

これを防止するためにスリーブに入れるのですが、
このスリーブは少し高い物には
エンボス加工が施されておるものが多いのですね。

 

それはもちろん見た目の高級感としても違いがあるのですが、
TCGにおいてはそれよりももっと大事な
「滑りやすさ」を付与するためにエンボスを使用しております。

 

対戦中やその前後においてカードの束を
シャッフルする機会は非常に多いですし、
カードを引く際にもやはり滑り易ければ
それだけカードを引くことも容易に行えます。

 

そのためTCGのスリーブとしてはその高級感や美称性よりも
滑りやすさの付与を期待してエンボス加工が行われます。

 

このようなことはエンボスに限らず様々な加工において
その副作用のようなものを上手く利用できれば
より良い商品を形にすることが出来るかも知れません。

 

 

ということで、エンボス加工についてお伝えいたしました。
流行り廃りのある加工方法ですが
デザインとの調和によってはかなりの高級感を演出できる加工ですので
機会があればぜひご利用ください。

 

 

 

ご質問のある方は下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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