化粧箱の小ロット対応に適したビク抜き・・・

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今週のお題は”ビク抜き”です・・・

実は当社への年賀状の中に、長年お付き合いさして頂いている抜き加工所さんが

今年の2月で廃業される・・・という内容のものが書かれており、突然の連絡だったもんで

驚きもあって、お題に取り上げてみました。

まず自身が”ビク抜き”の事自体よく分かっていなかったので・・・、

手差しのバッタンコバッタンコする機械で、小さい物や、少し厚い物が加工出来て

小ロット対応には適した抜き加工・・・程度の知識しかありませんでした。

”ビク”という呼び名も、そういうもんだ・・・程度だったのですが、調べてみると

ドイツ製のビクトリヤ印刷機を改造して作った打抜き機なので”ビク抜き”だそうで・・・

しかも我々関西人は、抜き加工自体を”トムソン”と呼ぶくらい、抜きと言えば”トムソン”

トムソンと言えば”抜き”を指すと思っていたのですが・・・

関東の方は今でこそトムソンという呼び名も浸透しているらしいのですが・・・

抜き加工を”ビク”と呼び、ビクと言えば”抜き”を指すそうなのです・・・

これには目から鱗でした・・・(笑)

もともと関東では、掌で拍手するような間に紙を差し込み加工する”ビクトリヤ式が

主流で、関西では上下運動する平圧式打抜き機”トムソン形式”が早くから主流だった為

抜き加工を、関東では”ビク”、関西では”トムソン”というふうに呼んだらしいと・・・

 

そのビク抜き加工なのですが・・・

これはには色んな秘技が・・・

例えば、自動給紙抜き加工機(オートン)で加工出来ない小さい物・・・

極端に言えば、抜きあがったブランク品に罫線のしっかり入っていない物があった・・・

これをもう一度トムソンの機械には入れれないので、箱にならない位の罫線の浅い物は

そこで廃棄決定なのですが・・・。

ビク抜きなら、その小さなブランク品に見当を合わして罫線を再び入れる事が可能であったり、

小さい木型なら印刷見当さえ合わせておけば、2~3個をつなぎ合わせいっぺんに抜き加工出来たり・・

これは言葉でいっても中々分かりずらいのですが・・・。とにかく便利な抜き加工方法なのです!!

勿論、量産性や精度を追及されると問題点もあるかも知れないのですが・・・

私どもが依頼していた加工所さんは精度も高く、熟練されており、何より機械よりも真っ直ぐでは

なかろうかと思われるお人柄で、今までいくつものピンチを救って下さった・・・。

非常に残念ではありますが、この場を借りて

”長い間ご苦労様でした、今までありがとうございます・・・”(泣)

 

 

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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