包材の制作で原紙の違いで問題が出る事も・・・

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今週のお題は”原紙の違い”です。

以前にも原紙の違いについては少し触れたこともあるんですが、それは同じ白板紙で

古紙の含有率やバージンパルプの使用比率でクラスが分かれ、裏がネズミ入りの

コートボール、古紙比率の高い両面コートのカードB、バージンパルプの比率が高くなる

カードA、古紙が入っていないコートアイボリー、表面を鏡面仕上げしてあるキャストコート、

と大きく分けるとこんな感じになり、古紙率が高い紙程、白色度が落ちパルプの繊維が

細く短い為、サクい(罫線で折り曲げると腰が無く、サクッと折れる感じ)紙になると・・・

今日はその品質クラスではなく、コートボールという括り、カードBという括りでメーカーによって

その品質に差があるというお話です。

 

先ず、印刷時に差が出るのがインクの乗りです。同じように刷っていてもメーカーの違いで

差がある様です。発色が綺麗か否かは主観的になるのでそれは置いといて、インクの乾く速度に

違いがあるようです。これは原紙表面のコート層の違いがそうさせる様で、若干ですがコート層の

厚さや、成分比率、コート層の乾燥時間等でインクの乾燥速度に違いが出る様です。

これはベタ比率の多い印刷物ではブロッキング(表のインクが上の紙の裏について引っ付く)を

招く要因になったり、次工程への移動に時間が掛かったりします。

また、原紙に使う原料や抄き方、コート層の定着加減で、紙粉(原紙に刃を入れるときの粉状のカス)

が多くでる原紙もあれば、少ない原紙もあります。もちろんお客様の指定を無視して勝手に原紙を

変える事はないのですが、指定がコートボール、やカードBといった品種クラスの指定であれば

当社実績の良かった原紙を選定しています。

更に微妙な違いがあり、表面加工で機能を持たせる場合の時・・・たとえばブリスター台紙での

ブリスターコート(糊引き)では、コート層に表面加工した液剤が程よく留まらなければ、

その機能を発揮しづらくなります。逆の言い方をすれば、コート層に表面コート剤の浸透が深く

浸透しすぎると、機能しづらくなりクレームにつながる事になります。

 

同じグレードの原紙でもメーカーさんによって微妙な差があります。

それを知っておられるお客様は、原紙選定の段階でリスクのある原紙は選定されないのですが、

そうでないお役様は・・・・。

どうぞケイパックに一声お掛け下されば・・・。安心、安心です!!(笑)

 

 

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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