今週も断裁について…

こんばんは、鹿太郎です。

断裁加工では木型を作製する必要が無く
その分の初期費用がいらないこと、
及び紙の必要枚数が少なくてすみやすいことから
(木型代を気にする必要が無く、丁取りを多くできる等)
ロット次第では断裁の方が安く仕上がることがある。
ということは前回、前々回にて書いておる通りなのです。

今回は断裁加工でも型代が必要になる、
しかし木型を作製するトムソン加工よりは
安く仕上がりやすい加工方法について
すこし紹介したいと思います。

前々回の最後の方に少しだけ触れている
「簡単な曲線物であれば断裁加工にて対応できますので~」
の部分の話なのですが、この簡単な曲線つまりクレジットカードや名刺などのような
角が丸くなっている加工を行う際に型代が必要になってきます。
というのも断裁機では直線状にしか刃を落とせないので長方形の形状までしか
作ることが出来ないので、そこから角を丸くするために型を作製します。

しかし、型を作製するとはいえ一枚の紙から抜く数の分だけ
丁取りをする必要のあるトムソン用の木型とは違い、
まず長方形に断裁してから断裁した紙を100~200束にまとめて
それを作製した型にはめて、上から角を丸く断裁するように
角度をつけて作製した刃を落とすことで丸い角を作ります。
このような工程を経ますので型自体は一つ作るだけで済みます。
とはいえその型の作製費用は簡単な木型代よりは嵩みますし、
2~3回使用すれば刃が劣化しますので、その都度研ぎなおす必要があり
それにも当然費用がかかります。
とはいえ名刺等の寸法の小さなものを大量に作るために木型を作るよりは
費用がかからない場合の方が多いです。

ちなみに、断裁加工全体に言えることなのですが
トムソン加工では木型で切れ込みなどを入れてから落丁作業を行うという性質上
「止め」があります。(プラモデルのパーツを切り離すときに付いてきくる部分が近いです)
しかし断裁ならその場で切り離すので止めが入ります。
そういった部分でも断裁加工の利点は色々とあります。
とはいえトムソン加工は全自動で行えるため正確さではこちらに分がありますが。

 

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ