パッケージの改版にあたって、どの校正を使用するか?

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一年とすこし前に校正について、
その種類とそれぞれの差を簡単に紹介したのですが、
今回正にその類の話が商談の中で出てきましたので
改めて校正について紹介してみたいと思います。

さて、その商談の内容ですが長年リピートを頂いている商品が
今回改版になるということで校正が必要なのですが
あまり費用を掛けられないというものでした。

まず費用を掛けられないということであるならば
データの編集費以外ほとんど費用の掛からない
データ上のPDFなどを使用した確認作業があるのですが、
これは完全にデザインや文字等の確認が出来るぐらいで
色の具合などはまったく参考にできませんので、
今回の改版されるデザインが写真画像などを
乗せる予定があるため却下になりました。

つぎにデジタルコンセンサスでの校正ですが
これは本紙校正に比べて安価に行えますし
網点の再現具合なども随分性能が向上したこともあって
レギュラー4色を使用する分には本紙校正に
決して劣らないほどの正確さがあります。

しかし、色とは別の問題で出力紙を使用する
プリンターのような薄紙に色を出力する都合上、
実際に箱にしてみてその使用感を見てみることは出来ませんし
他にも表面加工を施すこともできませんので
その辺りが本紙校正に比べると劣る部分になります。
また本紙校正ならばそれを箱の形状に切り取り
両面テープなどで糊しろを接着してやれば
そのまま商品の実物サンプルとしての使用・展示もできるという利点もあります。

今回の商品はリピートものであり箱の寸法や形状に変化はありませんので
箱としての使用感は見る必要がありませんので
その辺りはデジコン使用で問題ありません。

ただ、PPラミネートを表面加工として施しますので
印刷されたデザインにPPラミネートが貼られた状態で
どの程度変化するのかは予想することができません。
ここが気にされておりました。

とはいえ、それらを解決するために本紙校正を行うとなると
費用的につらい。と。

結局色々と逡巡された結果、PPラミネートによる影響は少し気になるものの
今回はデジコンにて校正を行うこととなりました。

費用と納期に余裕があれば、なるだけ本紙校正でいきたいところですが
いつもそう言ったことばかりではありませんので
出来うる限りお客様の要望に最も近い方法を提示できるよう心懸けたいところです。

 

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