パッケージの制作に使われる原紙の話・・・

2016032601

今週のお題は、ここんところ続いている”原紙”の話をもう少し・・・

パッケージには色々な種類の原紙が使われている・・・と以前書きましたが、

原紙の原材料についてもう少し書いてみようかと思っています。

先ず原紙の主要原材料はパルプという植物繊維が中心となります。

この植物繊維にも種類があって、針葉樹林からとれる繊維が細く長くて

原紙のパルプにすると締まった肌理の細やかな原紙ができ、広葉樹から

とれる繊維はそれよりもやや太く短い為、針葉樹からとれるパルプよりも

若干フワッとした仕上がりになるようです。ただ針葉樹の生育は広葉樹に比べ

長く、採取できる適応環境も広葉樹に比べ狭い為、多くは生育の早い広葉樹林からの

伐採となります。そしてこの伐採という言葉が環境問題に引っかかってしまうのですが・・・

勿論、大手製紙会社は森林を伐採するだけではなく、活発な植林活動を展開しているのですが、

伐採に伴う被害の方が大きく取り上げられ、環境破壊というレッテルを貼られてしまっている様です。

原紙のすべてを伐採した樹木からのパルプで作ってしまうと、世界中の樹木はあっという間に

なくなってしまうかもしれません。そんなことにならないようにパルプのリサイクルが行われるのです。

それは古紙(一度使われた紙)の再利用です。一般的には印刷された紙を液剤で再び溶かして、

そこから繊維質だけを抜き取り再利用します。ただ印刷のインク等の汚れで、真っ白な繊維を

取り出すことは出来ず、ある程度は漂白剤等を使用して色を落としますが、ネズミ色というか

薄茶色になってしまいます。例を挙げると、最も身近な新聞紙やみかん箱はほぼ古紙で出来ている

といってもいいかもしれません。

これが一般的な板紙原紙でいうと、コートボール(裏ネズ紙という人もいます)や、

カードB(原紙の真ん中の層が古紙含有率が高く両面を白いコートをしている紙)が代表的な原紙と

なります。もちろんリサイクル原料ということで価格的メリットもあるのですが、資源保護の観点からも

採用されることもあります。また環境破壊、自然保護の観点からは、出来るだけ木材パルプの比率を

減らす意味から、一年草のケナフやサトウキビの繊維を利用した非木材パルプ配合紙があり、

自然食品や天然成分配合の化粧品のパッケージに採用されることも多いです。

商品のデザインやキャッチコピーだけではなく、パッケージに使われる原紙から商品コンセプトに合わし

商品イメージ、企業イメージを作り出されておられるようです。

 

パッケージを制作する原紙という側面だけですが、その原材料を知る事で商品イメージも

広がるかも知れません・・・。

そんな御相談まで承るケイパック・・・。是非とももご連絡お待ちしております(笑)

 

 

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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