パッケージの価格を抑える方法【キーワードは共通】

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あるお客様からギフト箱の作成の依頼がありました。
「パッケージの価格は抑えて。」
という文言を添えて。

 

どういうご依頼だったかと言うと、数種類ある製品を様々な詰め方(種類であったり入り数であったり)で複数のギフト箱を作りたいとのこと。

 

そして、
「この時はこういった見せ方が良い。」
「これを入れるのであればこれは要らんよね。」
などと、あーでもない、こーでもないと商談をしていたわけですが。

 

「数量的にもあまり望むべきもなく、小ロットで作りたい。」
その上に
「できる限りコストは抑えたいがオリジナリティは出したいので印刷はしたい。」
ということです。

 

はてさて、どうしたものか?
と考えたわけですが、私の考えたパッケージの価格を抑える方法は次の通りです。

 

キーワードは『共通』。

 

 

共通の印刷柄でパッケージの価格を抑える

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私がまず考えたことは印刷代を抑えることです。

 

印刷代を抑える方法は
・ロットを上げる
・色数を減らす(無しにする)
・軽い柄にする(インキ使用量が少なくて済む柄にするということ)
など他にも色々とありますが

 

数種類の箱を作るということから考えた印刷代を抑えてパッケージの価格を抑える方法は
『印刷の図柄を全種共通にする』
という方法です。

 

印刷の図柄を共通にすることで、数種の箱を同時に印刷する際に色替えをする必要がなくなりますのでその分コストが下がります。

 

さらに、図柄が一緒で大きさ違いということではなく、エンドレス柄にすることで製版も共通のものを使用することが可能ですし、数種同時に版替えなしで印刷することができます。

 

つまり、単順に印刷ロットを引き上げることが出来るというわけですね。

 

このように印刷柄を共通にすることでパッケージの価格を抑えることが可能となります。

 

ただし、このような場合、種類分けの表示などは別途シール対応をするなどの別の手間が掛かる事をご了承くださいませ。

 

 

共通の箱でパッケージの価格を抑える

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次に考えたパッケージの価格を抑える方法は、共通箱を考えるということです。

 

今回頂いた企画では、シリーズとして2アイテムがあり、さらに各々のアイテムで中味の商品の組み合わせであったり、入り数を変えることで数種の価格帯のギフトを作るということでしたので、各々に対して別々のギフト箱を作るということになると、たくさんの種類のギフト箱を用意する必要があります。

 

しかしながら、種類が豊富な割には各々のロット数が少なく、先の例にも上げました印刷代もさることながら、後工程においても単価的に高いものになってしまうことは言うまでもありません。

 

そこで、共通箱をいう考え方を提案いたしました。

 

もちろん、全種類を1つの箱でというわけには参りませんが、種類数に対して2分の1、3分の1、上手くできれば4分の1の箱のアイテムに抑えることができるかもしれません。

 

また、完全に共通にしてしまうことが出来なくても、今回のご依頼のようなギフト箱であれば外側の箱は共通で中に入れる仕切りのみを変えることでバリエーションを増やすことも可能です。

 

そして、今回はその方向性で提案します。(現在、思索中!)

 

共通箱にするメリットとしては印刷の時のように一時的にではありますが生産ロット数を増やすことでコストを抑えることができると同時に、

 

・木型の作成が少なくて済むこと。
・後に貼り加工(グルアー)がある場合は、セットをやり直すことなく同型の商品を貼ることができること。
・必要最小限の在庫で管理したい時にその在庫数を極限まで抑えることができること。

 

このようなメリットがあります。

 

パッケージの価格を抑える時はもちろん、在庫スペースなどの問題を抱える場合にも活用できる方法です。

 

 

共通の発注でパッケージの価格を抑える

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少し強引ですね。数種類を同時に発注頂く事、そして、同時に納品させて頂く事を示しています。

 

先に上げた印刷を共通にすることや箱を共通にすることがパッケージの価格を抑えることに繋がるというお話をしたわけですが。

 

これらは前提として2種類以上の商品を同時に加工した時に、はじめて起こることであります。

 

そして、最後にお伝えする数種類を同時に発注頂く事も、まさしく同じことで、共通する部分のある商品を同じタイミングで処理させて頂くことで見えないコストが合理化されるということは意外と多いと言えます。

 

・印刷を同時にする
・打抜き加工、貼り加工を同時にする
といった生産性の合理化はもちろんのこと

 

配送を一緒にさせて頂くことで2回納品に行かなければならない所を1回で済ますことが出来たり、生産性の合理化が図れるということは材料のロスを抑えることにも繋がります。

 

さらに言えば、生産の手配をする者の業務効率も合理化が図れていると言ってよいでしょう。

 

生産手配書を全然違うタイミングで2枚発行するよりも、1度に2枚の生産手配書を発行するほうが効率が良い事は言うまでもありません。

 

もちろん、お客様のご発注のタイミングありきではありますが、そういったご協力を頂けるお客様とはやはり心地良いお取引をさせて頂いておりますし、お互いに効率が良くなっていることは言うまでもありませんので、ここのところも長い目で見るとパッケージの価格を抑える事に繋がっていると思うのであります。

 

 

 

といことで、共通という言葉をキーワードにパッケージの価格を抑える方法をお伝えいたしました。

ご質問がございましたら下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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