パッケージの作成時に原紙の選定は大事!!

今回は原紙のお話を少し。

パッケージを作るにあたり、訴求効果の高いアイキャッチ性のあるデザインや

アレ?どうなっているんだろう?というような構造の紙器、

高級感が溢れていて、思わず買ってしまいたくなるような化粧箱・・・

このどれもが印刷表現だけでは効果が出し切れず、表面加工や原紙に

頼るところが多いものです。逆に言えばデザイナーの方の思いを印刷だけではなく

原紙の選定から始めると、より理想に近いパッケージが出来上がる思われます。

我々の使用している原紙は、多くはコートボールと呼ばれる古紙配合比率が高い

裏面がネズミ色の原紙で、裏面の美観性がネズミ色では・・・、となるとコートボールの裏が

白色となるカードBと呼ばれる原紙が採用される事が多く、その理由はなんといっても”安価”

そうコスト面からの選定となります。もちろんこのご時世、コストが優先されるのは当たり前なのですが

そちらの方ばかりに気を取られ、本来のコンセプトである訴求効果や高級感といった差別化が

図れていない・・・という悩みが、製造後に出てきてしまったりするみたいです。

最近原紙の選定であまり選ばれなくなった原紙があります。

”キャストコート”という原紙です。どんな原紙かというと、表面のコートをする際に

鏡面の圧胴に熱を加えたものを押し当てることによって、その鏡面を転写し

高光沢、高平滑な紙が出来上がる・・・。非常に高級感がある紙なのですが、

原紙の選定に選ばれない・・・。答えは簡単!これもコストです。

印刷後にプレスコートをかけたり、PP貼りすれば高価なキャストコートは必要ない・・・

という理由が圧倒的で採用されなくなったのです。

・・・ただ、あえて採用されておられる会社さんも・・・

そう大手化粧品メーカーの化粧箱には今でもキャストコートは使用されているのです。

高光沢、高平滑な原紙にPPやPETを貼ると、平滑性や光沢の深さは他の原紙を

使用した時よりも効果は高いのです。おそらく陳列された時に他社よりも美粧性に

劣るわけにはいかないからだと・・・。

この例は極端かもしれませんが、市場の競合他社との差別化を図る為に

原紙の選定を考え直してみるのも一案かと思います。

そんなお悩みがあれば是非、ご一報!!(笑)

 

 

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