トレーの制作には表面加工がポイントに・・・

トレーの制作依頼を受ける時に、注意しなければならない事があります。

トレーにのせる商品が軟包材等で包装されている物や、食品以外であれば問題ないのですが

食品そのものが直接トレーに触れるような場合は色々と考えなければなりません。

第一に衛生面で、口の中に入れる食品がトレーによって非衛生的になってしまう・・・

まずは原紙そのものが食品衛生法に触れる様な原材料を使用していないか、次に印刷インキ

や表面加工の原材料にも同様に抵触するようものが入っていないかに、気を付けなければ

なりません。トレー単体の場合は無地であることも多く、その場合は原紙だけに注意していれば

いいことが多いのですが、印刷をすることも多くその場合は表面加工、特にPP貼り等が

用いられるます。液剤を使う表面加工には有害物質とまではいかなくとも、食品に直接触れない

方がいいのではないか・・・、と思われる原材料も多いからだと考えられます。

次に注意しなければいけない点が、食品から受ける影響・・・、油分による油ジミや水分による

ふやけ。これらの現象を防ぐのに表面加工が必要となってきます。やはり、PP貼りが一番

効果的なのですが、一概にそうとも言えません。トレーの形状や食品によっては、表面は守る

事が出来ても、原紙の側面(紙の厚みとなる所)から水分、油分が侵食するような場合も

あります。これは、ハービル加工といった耐水・耐油の表面加工でも同じような事が起こり

形状を考えて設計するか、原紙抄造段階で耐水性や耐油性を持たせる液剤を含浸させた原紙を

選択しなければなりません。この時に、含浸させているか、表面に塗工しているかは販売先に

確認しておく事も忘れてはなりません。

簡易的なトレーの制作にも、うっかりしていると大きな問題として伸し掛かかってきますので

細心の注意が必要ですね!

One Response to “トレーの制作には表面加工がポイントに・・・”

  1. […] 以前、トレーの制作にあったっての表面加工の重要性を書いたことがあるのですが、 […]

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