トムソン(打抜き)の仕組み

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先日の記事でも『トムソン』と『ビク』の呼び方の違いだとかを
ゴンタよりご説明させて頂きましたが、両方とも打抜き加工の
ことですね。

簡単に言うとカッターの刃のようなものを取り付けた
木製の板を、印刷紙に押し付けて、抜き落としてしまうことです。

『トムソンの仕組み』は以上です(笑)

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というわけにもいかないので、もう少し詳しく。

打抜きの機械にも色々ありますが、上記画像ような弊社併設の
オートンについてですが、印刷にもPS版と呼ばれるハンコが
必要なように、打ち抜きにおいても『木型』と呼ばれるハンコ(?)
のようなものが必要です。

201601211

201601213

この木型とは、数cm(センチメートル)もある板に、CADで
設計された図面をレーザーにて焼き抜き、その溝に
あわせて切ったり曲げたりした刃を組み込んだものです。
この刃には大きく分けて2種類あり ①外周や窓穴、または
差し込み口等々の切り離す刃  と ②折り曲げるために溝を
付けるだけの罫線です。。。。。(もちろん、ミシン刃・リード罫や
同じ折罫でも太さが違うとか有りますが、基本『切るための刃』か
『折るための罫』の組合せです。)

画像にはは緑色の物等々が貼り付けてあるかと思いますが
これらは『ゴム』で切れ刃の部分に付けられます。
(ので、画像で刃が見えているように見えているのは、全て
折り罫を入れる罫線です。)
それは、切れ刃の場合、紙を貫通するので、そのままでは紙に
刃がささったままになりますので、その紙を離れさせるために
付けます。

さてさて、そしてこの木型をオートンに設置するわけですが、
木型の刃が下を向くようにセットし、この部分が上下に稼働
致します。
この部分を印刷物が通り抜け、その際にこの木型でプレス
することによって、箱等々の色々な形状に抜かれます。

ここで、1ポイント!

木型で印刷物をプレスする際、受け手が必要です。
想像頂ければ分かるかと思いますが、硬い平らなところの
上においた紙に定規などを押し当てるだけでは、なかなか
線画入りにくいですよね?でも、すこ~しミゾのある部分に
あわせて押し当てればキレイに筋が入れられますね?
これと同じようなことで、
キレイに折り線を入れるため。または、しっかりと切れ刃で
切れるように、刃や罫に合わせたメン板が必要になります。
これは『メン切』と呼ばれる職人技が必要なのですが、、、
お金さえかければカッティングプレートのようなものでも
作成可能です。
この部分は説明も難しいんで(汗)また次の機会に。。。

なお、弊社ではコストを安く抑えるためにも、カッティング
プレートはほとんど使わず、メン切してます!!

ご質問・ご相談は下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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