デジタル印刷とは

201510021

 

化粧箱を作成する際に使用するオフセット印刷の場合、
デザインデータから刷版(印刷用のハンコ)を作成し、
その版を印刷機に取り付けろことによって
デザインを原紙上に再現していきます。

 

それに対しデジタル印刷とは
版を出さずに、デザインデータから
直接、紙上に再現していくものです。

 

その代表的なのはインクジェット・オンデマンド印刷などでしょうか?

 

このデジタル印刷なのですが、、、、、

 

薄紙(チラシ・ポスター)では、少部数ならオンデマンド印刷の方が
安く、(印刷会社から見て)『製品』として扱われることが多いです。

 

また、パッケージの世界においては、
現在は『色校正用として』や『サンプルダミー用として』
使用されることが多いです。

 

現在は!です。

 

はじめにお話しました刷版にしても、
以前は一度フィルム出力してから、
そのフィルムを焼き付ける刷版でしたが、
今や主役はCTPでフィルム刷版の方が少なくなってきました。

 

時代の流れは非常に早いですね。

 

・ロットが多くなるとオフセットの方が安い。
・罫線上に印刷すると罫割れを起こしやすい。
・原紙自体に凸凹面がある場合に上手く印刷出来ない。

 

これらの理由で、まだまだパッケージの世界には
乗り越えるべきハードルが多いことも事実です。

 

しかしながら逆に言うと、
そのハードルを超えさえすれば、
一気に塗り替えられてしまう可能性もあります。

 

事実、印刷機メーカーでデジタル印刷機については、
何も手を付けてないと言うところは皆無ではないでしょうか??

 

それほど、このデジタル印刷には、可能性を秘める所があるということです。

 

今回はそんなデジタル印刷についてです。

 

 

デジタル印刷の仕組み

以下、リコーさんのHPからの抜粋です

 

=========ここから==========

 

≪デジタル印刷機のしくみ≫
デジタル化で高画質を実現
「ガリ版」印刷に始まった孔版印刷は、今ではデジタル印刷機と
なって職場や学校で活躍しています。

 

1.読み取り・画像処理
原稿をセットして、製版スタートキーを押すと、光が原稿をなぞって
原稿パターンをドットパターンに変換し、製版部に送ります。
直接つないだパソコンやワープロからダイレクトに原稿データを送る
こともできます。

 

2.製版
マスター(版)のフィルム面は、サーマルヘッドの熱の力によって
原稿どおりに穴をあけられ、ドラムに巻き付けられます。

 

3.印刷
ドラムは、蜂の巣状に穴があけられたステンレスの板(版胴)で、
さらにその上からスクリーンと呼ばれる目の細かい布が巻き付け
られています。
ドラムの内側からインクローラーがインクを押し出して、版胴、
スクリーンを通過したあと、マスターの原稿パターンに沿って押し
出され、原稿パターンを紙に転写します。

 

4.浸透・乾燥
紙に転写されたインクは繊維に沿って浸透し、前の紙の上に
着地するまでに乾燥します。

 

=========ここまで==========

 

 

デジタル印刷の今後

とある機械メーカーの方の話を要約すると
デジタル印刷がオフセットに取って変わるというところまでは
かなりの時間を要するだろうとのことです。

 

その理由として

 

① ここ10年でそれほどの大きな進化は見られていない
(=今後も、早く進化すると言っても数年程度じゃない)

 

② そもそもターゲットが違う。

 

③ トナーが高いので、たとえスピードが速くなっても
大ロットでは原価でかなわない。

 

ということが挙げられます。

 

 

デジタル印刷の今後・・・裏を返せば

デジタル印刷はトナーそのものが高いので
大ロットになってもオフセット印刷のように
コストパフォーマンスがよくなりづらい
という側面があるとのことですが。

 

裏を返せば小ロットであれば
十分にコストメリットが出せるということでもあります。

 

事実、全く手も足も出なかった相見積案件があり、
お客様になんとか教えてもらったところ、
競合先さんはやはり『デジタル印刷』でした。。。

 

ちなみに、ロット300ヶです。

 

恐るべしデジタル印刷のコストパフォーマンスですね。
お客様からのニーズが増えれば対応策を考える余地ありの
課題となるやもしれません。

 

 

ということで、デジタル印刷についてお伝えいたしました。

 

用途によっては十二分に効果のある印刷手法の1つですね。

 

 

 

ご質問のある方は下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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