チョコレートの箱の製造が始まります・・・

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バレンタインデーが近づきましたね・・・(笑)

我々包装資材関連の会社は、季節感やカレンダーの早送りです。

僕の担当しているお客様からも、そろそろ発注指示が掛かる頃です。

企画のスタートは既にホワイトデーが終わるころから始まり、

夏の終わりには、設計、校正が一通り済まされ、早いお客様は10月の声を

聞くころから、製造指示が出始めます。

女性にとっては、大事な人に思いを伝えるチョコレート・・・

はたまた、義理の体裁を整える大切なイベント・・・(笑)

その思いはどうあれ、相手に渡す大切なギフト。

それを装う箱は中身以上に大切になったりもします。

相手に、可愛い自分を見せるのか、日頃のお世話に感謝を示すのか、

全く思いはないが、義理だけはきっちりと果たすのか・・・

今回はそんな、チョコの箱についてお話してみようと思います。

 

色でアピールする!!

バレンタインのパッケージの色使いは、ある程度傾向がある様です。

先ずは高級感や大人を感じさせる色。これはどちらかというと濃度の高い色となり

黒色やえんじ色、こげ茶色等々があげられますが、これらの色は印刷表現でも

腕の見せ所となるところで、単色の色表現で高級感を出すにはテクニックが

あったりもします。その一つは深みで、色の深見を出すためには濃度を上げ

なければなりません。単純に100%の色表現をしても、それを2回刷ると200%に

なり、濃度が上がり、深みがある色合いになります。

これは明らかに違いが分かり、高級感はアップされますが、それ以上の3回刷ると

なると、違いはあるのですが大きな差は出ない様な気がします。

余談になりますが、1度こんな経験をしたことがあります。

この差を利用して、黒1色の100%の部分と、200%の部分で柄を作るというデザインで

校正してみたのですが、見る角度によると柄が出てくるのですが、ほぼ黒ベタで透かしの

様な仕上がりになってしまいました。これは校正段階でNGが出て、100%の部分を90%に

して、非常に濃いグレーと黒200%の対比で柄を作ることになりました。

少し話がずれてしまいました・・・、元に戻して

高級感を出す色表現以外では、可愛さを出す色使いも多いように思われます。

これは、ピンクや薄い紫等のパステル調の色表現です。

どちらかというと暖色の色使いで、単色表現にアクセントをつけるデザインもあれば、

多色の組み合わと絵柄でデザインされているものも多く見受けられます。

女性らしい可愛さを表現するには、欠かせない色使いかもしれません。

ほんの一例となりましたが、昨今では定番から外れる色使いも見受けられますので

どれが良いとは一概に言えないのですが・・・。

送り手側の思いが伝わりやすい色、これが購入の決め手になるのかも・・・と思います。

そして、その色をより際立たせるのが次に書く、質感です。

 

質感でアピール!!

もしかすると、色いと同じくらい重要なのがこの質感かもしれません。

プレスコートやフィルム貼り、光沢のある表面加工は高級感がUPします。

これは、前述した濃度のある深い色合い表現を加速させます。

バレンタインのパッケージに限らず、化粧品の箱にも多く使われていますが、

送り手と受ける側、どちらにも特別感が湧いててくる・・・

それが高光沢な表面化加工で演出できるのです。

バレンタインチョコのバッケージには無くてはならない加工ですが、

この逆もまた正解で、マット調の表面加工を施すことにより、ギラギラ感よりも

しっとり感で、より落ち着いた大人の感じを醸し出すパッケージも多くあります。

先程の色使いと合わせて、淡いピンクの印刷にマットビニール加工することで、

可愛らしさと大人の落ち着いた感じを出し、文字は白の浮き出し箔押しで

印刷では出ない高級感を表現する・・・。といったパッケージを手掛けたことがあります。

加工が仕上がった時、ああ可愛いなぁ・・・と思っていたら。バレンタインを迎える前に

完売となり、至急増産の指示が出たことを思い出します。

この様にパッケージが買い手に訴えるという事が、良くあるのです。

質感は表面加工における、光沢やマット感だけではありません。

際立った表面加工を施さず、ノーコート紙(原紙の表面をコートしていない紙)の

ナチュラルな風合いを大切にしているパッケージもあり、この質感は自然体を表現して

落ち着きとは違う、優しさを感じる事が出来ます。

パッケージの質感で、送り手側の気持ちも見透かせるかも・・・です!(笑)

 

形状でアピール!!

バレンタインのパッケージともなると、形状も色々とあります。

ポピュラーなのが組箱式で、これは身箱に蓋箱をかぶせるタイプで、蓋箱を開けると

並べられたチョコレートのデコレーションも見る事が出来て、取り出しやすが特徴です。

同じ組箱でも、貼り箱(中芯となる厚紙に薄紙を貼り合わせた箱)は、

単紙のトムソン抜きの組立箱と違い、箱の重厚感が出て高級帯の商品に多く使われています。

勿論、個包装されたチョコレートを入れてあるサイド貼りやワンタッチ底貼りの箱も多いのですが、

高級感という点では、組箱形式の箱に軍配が上がります。

またスリーブ形式の箱は蓋箱を開けるのではなく、身箱をスライドさせて開けるという

アクションで、チョコレートが登場するというところがオシャレに見えるかもしれません。

それ以外にも、キュートなハートの形をしたパッケージ等もあり目を奪われます。

この様な異形状な箱は手貼りが多く、加工に手間が掛かるのですが、中には機械貼りの

箱もあり、どのような技術で糊貼りしているのだろか?

と箱屋さんの目で見てしまう商品もあります。

蓋を開けてしまえばチョコレートが主役ですが、それまでに脇役のパッケージが果たす

役割はとても大きく、形状も重要なアピールポイントとなります。

 

バレンタインデーのチョコレート・・・

これは女性とっても、男性にとっても大きなインベントとなってきましたね。

当たり前の様に行きかうギフトだからこそ、素敵なデザイン、特別感のある質感、

特徴のある形状にしたいのが、送り手側の気持ちですよね!!

バレンタインはまだ来年ですが、そんなパッケージ目線でチョコレートを

選んで見ては如何ですか? 楽しいかもよ!!です(笑)

 

 

 

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