ギフト化粧箱製造販売メーカーの見積とたくらみ(笑)

『バレンタイン』からの→『ホワイトデー』からの→『母の日』からの→『父の日』からの→『お中元』からの→『ハロウィン』からの→『お歳暮』からの→『クリスマス』・・・
と、ざっと主要イベントを並べただけでもギフトが平均すると2ヶ月に1回以上続きます。

 

パッケージメーカーとしては、このようなギフトシーズンには、色々なギフト箱を作成したいと思うわけでして。。。。。例えそれが、バレンタイン・ホワイトデーのように、メーカーが自社商品を売る目的で作り上げた『記念日』であろうとも、ギフト箱が作成されるのなら、それはそれで喜ばしいことなので(笑)

ギフト箱と言っても、フタと身に分かれた

このようなタイプの箱ばかりではなく、キャラメル箱・底地獄箱・底ワンタッチ箱等々の一般的な形状の箱だって、立派なギフト箱になりえます。

デザインの工夫・表面加工の工夫・梱包(リボン等々)の工夫で、素敵なギフトパッケージになります。もちろん、ちょっと変わったアイキャッチ性の高いパッケージなら、なお良いでしょう。

そんなギフト箱にまつわるお話を少々・・・。

 

メーカーさんもクリスマス用化粧箱はおしゃれにしたいもので!

そろそろクリスマスが近づくと、世の男性やお父さん達はむふふふ・・・となるのです(笑)彼女がいる人は、”まぁ素敵!!こんなプレゼントを私の為に・・・”とか、お父さんたちは、”このゲーム欲しかったんだ!! サンタさんて本当にいるんだね!!”

とかのセリフを言ってもらうために頑張るのですが・・・。

 

ということで、時期も時期ですので、クリスマスにまつわるお話を!

 

このクリスマスは、やはり年々様変わりしてきたような気がします。神戸の洋菓子関連のお仕事をさして頂いていた事があったのですが、クリスマスバージョンパッケージでオリジナルの設計で、レギュラー商品とは別に製造されておられるところが多くあったのですが、最近はクリスマスカラーの別デザインのみで紙器構造は変わらず、といったパターンが増えたように思えます。

 

何も昔はよかった・・・などというつもりはないのですが、個人的にはこのクリスマスバージョンの設計が結構好きだったのです。どちらかというと、開ける人が喜ぶような、華々しくなるような、ワクワクするような箱を設計、生産するのがとても楽しく、頭をひねったり、試作を何度も作ってみたりして出来上がったパッケージは深く印象に残ります。

 

サンプルが無くなってしまって、画像を貼りつけるわけにいかないのですが、展開すると花びらのような、包むとつぼみのような箱・・・。ごめんなさい、ちょっと想像しずらいですね・・・(笑)

 

こんな箱を試作した想い出が・・・ただ、この案はボツりました(笑)

 

内容物のお菓子の形状と重量が設計に合わず、原紙を厚くすると可愛いカーブが描けず・・そうこうしている内に別提案のスリーブ箱が採用されてしまった・・・あー残念!という悲しい記憶ですが、とても印象に残っています。

 

クリスマスに販売されているギフト箱には色々あり、おもしろい形状のものも確かにたくさんあります。もちろん、形状に限らずデザインそのものも華やかで見ているだけで、心躍る気持ちになってくるものですね。

 

 

クリスマス用の化粧箱と言えば、やっぱりケーキ!

 

ケーキと言えば、持ち帰り用キャリーBOX!!
ということで、(やや強引な感じはありますが)『キャリーBOX』を3種ほど・・・・・

 

① まずはこちら

形状はごくごく一般的なキャリーBOXですが、(よ~く見て頂けると分かるかと思いますが)ほんの若干全体に丸みを付けることで、非常にかわいらしさが表現出来ているかと思います。これにデザインが入ると、そのかわいらしさをもっとUPさせられます。【実際、この現物をご覧になった方のほとんどが『かわいいねぇ』『かわいい~!』とおっしゃいます】

実際のデザインをお見せ出来ないのが残念です【実は上記画像はオモテ・ウラを逆に組み立てているので、内面には実際のデザインが入っているのですがね。隙間隙間をよくみると、ほんのり色がついているように見えるのは、そのせいです。まぁ、この後に続く②③も同じく逆に組み立てたものです(笑)】

 

② 続きましてこちら

もっともっと全体的に丸みを帯びたフォルムです。
かぼちゃのような形状ですね。実際、これはハロウィンの時期に使用された形状です。ハロウィン時期に気を付けて店先をご覧になれば、似たような形状が多々見受けられると思います。一度注意して見てみて下さい。・・・とはいえ、ハロウィン時期は過ぎたところなので、このような話を1年も覚えてはいられないでしょうが(笑)。

そして、これは四方に広がるように開きますので、内面にも印刷すれば、そのまま置いていても・開いた状態でもキレイですよね。ホームパーティーにも使えるかもしれません。

 

③ 最後にこちら

中身を見せたい、かつ、全体をかわいく見せたいというなら、こんなのも良いかもしれません。窓穴の形状・トップの飾り形状を変えていけば色々なパターンが考えられますね。

バレンタインの時などは、このトップの飾り形状をハート型にしたパッケージなども、ちょくちょく見かけます。また、以前、私が担当させて頂きましたジグソーパズル屋さんで、あの超世界的に有名なネズミキャラクターのパズルのパッケージとして、トップのかざり形状を世界的に有名なネズミキャラクター型にしたこともあります。まぁ・・・いわゆるミッキーマウス君です。

 

この③については、これ自体はキャリーBOXではありませんが、似たような感じでキャリーBOXを作成することは可能です。

 

一言で『キャリーBOX』とは言っても、色々な用途・様々な形状がございます。ご要望があればなんなりとご相談頂ければ・・・・・きっとご期待に添えるかと!

 

もちろん、ご期待を超えるように頑張ります!!!

 

クリスマスは化粧箱メーカーも大忙し

 

クリスマス用の箱ということで、我々化粧箱メーカーとしてもお願いというか、、、、、やはりこの時期非常に短納期の依頼が多いです【クリスマスに限らず年がら年中という声も聞こえてきますが(笑)】。

 

クリスマス用のデザインだというに12月に入ってからようやくお客様の方でGOサインが出て、こちらに依頼が、といったものや…

 

クリスマス商戦に合わせて物が必要だけどどれほど動くのかは実際やってみないと見えない部分が多く、予想よりも早く・多く売れてしまえば当然追加が必要になり、それも商戦に間に合わせなければならないわけで…(丁度今回も新年の中旬ぐらいで大丈夫、という予定だった物がクリスマス前に必要に…)

 

で、これに加えて既に通常の商品はもちろん、そろそろバレンタイン用の商品の製造依頼等も掛かってきたりしますので、必然的に工場がてんやわんやになります。ありがたいことですが。

 

もちろん、お客様のご希望・ご期待に沿うべく、誠心誠意対応させて頂きますが・・・可能であれば、少しでも余裕をもったスケジュールで生産しませんか??というのが化粧箱メーカーのお願いです。。。まぁ、ほぼこの願いは届かないことが多いのですが(笑)

 

メーカーさんが気になるのは、やっぱり見積!

 

クリスマス用のケーキ箱のように、箱の寸法・形状はまったく同じで印刷図柄だけを変えることは結構よくありますし、ギフト箱の場合は、印刷図柄と中の商品を変えて、まったく別の商品として販売されることも同様に結構多くあります。

 

もちろんギフト箱に限らずあらゆる物にあてはまることでもあるのですが、様々な商品を扱われる分、上手く適合する率が高いのか? はたまた同じような商品セットがよくあるのか? とにかくギフトのメーカーさんから型が同じで印刷図柄だけを変えるという依頼が来やすい印象です。

 

図柄だけを変えて別商品とすることのメリットとしてはやはり初回の費用として木型代が不要であることが大きな所だと思います。

 

通常は新製品を作製するときにはその製品のための木型を作る必要がありますのでどうしても初回の費用は嵩むのですが、この場合は同じ木型を使えますので当然ですが木型の作成費用がかかりません。

 

また商品の重量に対する箱の強度や充填のしやすさ等実物のサンプルを作ってみないとわからない様々な点が、サンプルを作るまでもなく現行の商品を使えばわかるという点も商談を手早く進められるという点で利点になります。

 

反面、同じ木型を使うにしてもその生産数量が全く違うものですと木型代を抑えられること以上に単価が高くなることもありえます。
つまりはじめに作製した商品の生産数量が1000枚ほどであれば恐らく木型は1丁取りで作製するかと思われますが次に同じ木型を使う商品は生産数量が10000枚となりますと10000枚を1丁取りの木型で作製することは非常に効率が悪くなりますので初期費用として丁取りを増やした木型を作製された方が結果的に安価な見積もりになることもあり得ます。

 

また、同じ寸法でよいのだけれども強度がもう少し欲しいから紙の厚みを上げる、といったことも紙厚が上がると木型の刃がその厚みに対応できるものでなければ罫線等を入れるのに支障をきたすこともあり要確認事項でもあります。

 

このようなわけで、気になる見積(=コスト)で『同じ木型を使う』というコストダウン方法もよくありますが、少し気を付けねばならない点もあるということですね。

 

化粧箱の共通木型の使い道

先述のように共通木型を使えば、初期費用が抑えられるという利点があるのですが、それ以外にはどんな利点があるのでしょうか。

 

印刷図柄だけを変更して木型は共通の物を使用するというものが複数存在する場合、同時発注を行えば諸費用を下げることが出来ます。

 

具体的には同寸法で印刷図柄が違う商品AとBがあるとします。これを同時に発注いただくと例えば6丁取りの木型だとして商品Aを4丁・商品Bを2丁、それぞれ印刷されるよう版を作製し、それを10000枚印刷すれば
商品Aが40000枚・商品Bが20000枚作れます。

 

となればA・Bを別々にご発注いただいたときに比べて印刷の準備にかかる時間が短縮されますし生産数量が増える分単価も下がります。

 

また細かい所で言えば版を作る費用も削減できますし印刷においては色を合わせることが一度で済みますのでその分消費される紙の予備枚数も少なくなります。

 

同様のことがトムソン・貼りにおいてもいえますのでコスト削減において上手く利用していただけばと思います。

 

ただし、上にあげたように6丁取りの木型であるならば商品AとBの生産割合の組み合わせは5:1、4:2、3:3の3パターンのみとなりますのでAは10000個必要だけどBは3000個で十分という物などでは数量を守るために印刷は別個で行うのか?単価を優先させて付け合せで印刷するのか?など頭を悩ませる必要があります。

 

共通木型ではなくても化粧箱の木型はこんな使い方も出来ます!

あるギフトメーカー様が以前に発注し、製造していたあるギフト箱が今回の商品を入れるのに丁度良い大きさをしているので流用したい。とのお話を頂いたときのことを紹介したいと思いまいす。

 

ということで早速その既存の木型を調べてみたところ、箱の後ろ側の左下に小さな丸窓が一つ抜いてありました。

 

前回の商品が随分昔の物であり、リピートの予定が無いことと、今回の商品はその仕様で製造する予定は無いこと、さらに今回の商品や今後それと似たような寸法の商品を入れる箱として流用する可能性があることなどから、丸窓が無い方が何かと汎用性が高く便利である。ということで丸窓を木型から外すことは可能であるかを調べることとなりました。

 

また、これと同様に別の木型においても今回の新商品と似たような寸法の物があり、ただこちらの木型には丸窓こそ付いておりませんがかわりにギフト箱とセットでトレーが付け合わされており、こちらも上の木型と同様に取り外すことは可能か?ということになりました。

 

さて、そのようなわけで早速木型屋さんにデータをご覧いただき、取り外すことが可能か?またその際に発生する費用は如何程かを尋ねましたところ…

 

まず丸窓に関しては他の罫線などから十分距離があることから単純に木型から丸窓の刃を取り外す作業だけで済むこと、さらにその作業も小さな窓であることからほとんど手間がかからないこと、ただ、6丁付になっておるので計6つの窓を取り外す必要があること。とこのような点から非常に安価に行えるとのことでした。

 

しかし2つ目のトレーが付け合わされている方の木型は、トレーとギフト箱が非常に近い位置に配置されていることと、そのトレーが木型の天地をびっしりと埋め尽くしていることから単純に刃を抜く作業量が多いこと、また、それだけ多くの刃を抜くと木型が脆くなるため補強材を入れる必要があること、さらに、そのトレー分だけ余分に大きな木型を切断する必要がある。

 

と要するに非常に手間がかかるものでありそのうえトレーの分だけ木型全体からギフト箱の丁数が少なく付いていることもあり素直にギフト箱だけをつけた新しい木型を作った方が価格的にも良いのではないか?という話になりました。

 

そのような話で今回は1つ目の木型から丸窓を取り外す方向になりました。

 

このように既存木型に手を加えること自体は可能なので、使い方によっては初期費用を抑えることが可能になります。
ただ、一度手を加えるとやり直しが効かない場合もありますし(というか、その場合がほとんどです)、物によれば新しく作ったほうが結果的に安くなることもあります。

 

我々としても、どのような製造方法を取ればお客様に最も良い結果になるのかを常に考えていきたいですね。

 

化粧箱のコストダウンも考えよう(組立箱のワンタッチ?)

 

先日とあるお客様からお菓子のギフト箱(蓋・身式トムソン箱)の見積案件をどさっと10件ほどいただいたのですが、その際のお客様からの要望として、先方が組立納品を望んでおられるのでその分の費用も算出してくれ、というものでした。

 

組み立てたそれを在庫として抱えておき、一か月以内に納品という形を要望されておりまして…

 

さてさてちょっと困ったぞと、平のままでも倉庫の空きを考えるとあまり余裕はないのに組み立てたものを置いておく場所は流石にありませんし、かといって組立加工所に無理言って持ってもらおうにもそれほどの空き場所はありません。

 

とはいえせっかくお声かけ下さったのにお断りしてしまうのももったいない…

 

ということでこちらから何がしらの問題解決のできる提案を行いたいと検討・製作中し、両サイド貼りと額付ワンタッチ貼りの2種の貼りを行った箱のサンプルと見積もりを作製し提出させて頂きました。

 

また額付ワンタッチ貼りは同じくトムソン箱を立ち上げる作業だけで箱にできる貼り加工なのですが、こちらはその名の通り「額」をつけられますので、より高級感がでます。

 

もちろん貼りの加工が加わることによって箱そのものの単価は従来のものに比べて高くなります。

 

しかし箱の組立にかかる手間や時間、コストは短縮されますので、そこに利点を感じていただければ、という案です。

 

お客様からのご依頼は『組立納品』だったわけですが、違った角度からのアプローチによってご満足頂ければ、それはそれで良いことだと思う訳であります。

 

ので、我々にご相談頂ければ、お客様の悩みを違う角度から解決できる・・・・・・・かもしれません(笑)

 

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One Response to “ギフト化粧箱製造販売メーカーの見積とたくらみ(笑)”

  1. […] 今回は鹿太郎の前々回の更新分 「ギフト箱のメーカーさんの見積にて」で触れました […]

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