オリジナル化粧箱・パッケージのコストダウン事例 【番外編】

前回(5/23)は、『表面加工によるコストダウン』という事例をお届け
させて頂きました。

そして今回は、少し趣向を変えて『コストダウン』ではありませんが、
『コスト比較』ということで、違う角度から『その他加工』のお話をさせて
頂ければと思います。

ある商品(=パッケージ)を作成される際、どうしてもコストの話はついて
回ります。そして、やはりたとえ若干でもコストダウンをしたいというのは
誰しも思うことです。その際に、知っていて損はないだろうという知識と
それに対するコストについての考え方も少しお話しできればなと思う
次第であります。

パッケージ作成に関する加工のコスト比較

箔押しはコストは面積で決まる!


【質問】Q. 上記の①~③では、どれが一番箔押し代が高くなるでしょうか?

見積依頼を頂く際、よく『仕様は、原紙:〇〇、印刷:〇色、表面加工は
〇〇、ロットは6,000ヶで見積下さい。』&『あっ、それと高級感を出したい
から箔押しした場合としてない場合の両方で見積頂けますか?』という
ようなご依頼を受けます。

その際、必ず『箔押しの寸法はどうしますか?』とお聞きしますが、『えっ?
デザインもまだ決まってないから、寸法と言われても。。。。。』ということが
ままあります。

これは、箔押しは全面に施すことは少なく、ワンポイントとして使用されること
が多いですし、箔押しは、その他の加工のように(そこに版があるかどうか
だけで)基本全面に加工を施すのではなく、『箔材』というものを使用し、
かつ、その箔材を極力無駄なくピンポイントに使用することが可能だから
です。
だからこそ逆にワンポイントとしてしか使用できない(=コストが高くなりすぎ
るため)とも言えますが。

ということで、最初の質問に戻りますが、上記①~③で、実際の箔押し
自体の面積でいうと①>②>③の順で、③が一番小さくなります。
ので、『箔押しは面積で決まる』のですから、コスト的にも①が一番高く、
③が一番安いかというと・・・・・そうではありません。

『箔押しの面積』は、厳密にいうと『使用する箔材と箔版の面積』なので、
実質的には下記【緑】部分になりますので、①<②<③となり、③がコスト
的には一番高くなります。

箔押し加工をご希望される場合は、このことをシッカリ覚えてデザインにも
反映させて頂ければと思います。そして、見積依頼される場合は、箔押し
部分の大きさは『〇〇×〇〇mm』と伝えられるようにしましょう!
もしかしたら、案外それだけで、『あっ、この人は結構詳しいな(=下手な
見積は出せないな)』と思わせることが出来るかもしれません(笑)

 

パール紙か?パール加工か?


「高級感を出すためにパール紙を使いたい」という方も多いかと思います。
その際、パール紙を使われることも多いでしょう。

しかしながらグラビアパール印刷もご一考下さい。

ただ、値段が・・・と思われるかもしれませんが、コスト的に見てもパール紙
と比較しても大差ないと思われますし、ロットが大きければ(といっても、
無茶苦茶な量ではないです)グラビアパールの方が安いくらいです。
もちろん、逆にロットが少なければ高くなる可能性も大です。その境界線は、
その商品の大きさ等々にもよりますので、一概には言えませんが、3,000ヶ
~5,000ヶ以上作成される場合は、一度見積をとってみるのもいいかもしれ
ません。

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グラビアパール印刷のメリット
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・お好みの色に調整が可能です。
・強度的に、質的に、問題のない原紙を
使用することが可能です。
(というのは、パール紙というのは、基本
的にそんなに種類のあるものが少なく、
『この色がいい!』と思っても紙厚が薄く
て強度的に問題があったり、『紙質的には
問題ないけど、もう少し色がなぁ~』という
場合が多いです。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

余丁に対する考え方


『余丁』については色々な考え方があります。

パッケージ屋さん(=印刷会社さん)によっては、「ご依頼のあった発注数
分しか納品致しません(=予備が必要ならその分も発注して下さい)」
という印刷会社と、「余丁が出来たら一緒に納品してもいいですよ?」
という印刷会社があります。

もちろん「定数通りで入れて欲しい」と言われるお客様もいらっしゃいますし、
「製品化する数量は変わらないから、多めに入れてもらっても一緒」という
考え方もあります。

なので、余丁を付ける付けないの話ではなく、もちろん余丁が多い少ない
の話でもありません。大事なのは、どちらがお客様のご要望に沿った対応を
とることが出来る体制であるか?ということであり、どちらが『よりお客様の
ご希望にお応えできるか?』ということですね。

当然、後者の印刷会社の方がどちらにも対応でき、よりお客様にとって有
益な印刷会社さんと言えるでしょう。そして、そういう対応力も含めた中で、
考え方によっては『余丁がコストダウンにつながるケースもある』ということ
ですね。

我々は常にお客様の立場に立って、お客様のご要望に沿った対応を心掛け
ております。

 

ご質問・ご相談は下記よりお気軽にお問合せ下さい。
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