オリジナル化粧箱・パッケージのコストダウン事例 vol.1-3

前回(3/21)は形状によるコストダウンということで、『オール組立箱→
両サイド貼あり組立箱)』&『蓋の高さを調節しよう!』というようなことを
お話させて頂きました。

蓋・身式組立箱と言っても、前回お話しした形式以外にも色々のパターン
がありますし、各々“ちょっと”したことで、コストダウンにつながる要因は
あるかと思います。中身や入れ方等々具体的なことが分れば、よりコスト
ダウンの要因は探りやすいです。もし、現状具体的な“商品(化粧箱)”の
ことで、何かあれば、すぐにご相談させて頂くのですが(笑)

さてさて、
今回は、前回に引き続き形状によりコストダウンのその他のパターンも
見ていきたいと思います。

形状変更によるコストダウン【の続きの続き】

中仕切は一体型?別パーツ??


上記のように蓋を開けた際に、真ん中に1本の仕切が入っているような
箱を見かけたことはありませんか?スティックタイプや三方シールタイプの
分包が多く入っている化粧箱には、このような中仕切のついた化粧箱が
よくあります。

今回のお題は、この中仕切が【化粧箱と一体となっているか?】あるいは
【化粧箱と一体となっていない別パーツか?】という問題です。

まずはじめに、別パーツというのは分かりやすいですが、【化粧箱と一体化】
というのはどういうことかと言いますと、、、、、箱を起こすと底が一緒に組み
あがるタイプの箱は『底ワンタッチタイプ』でしたね。この『底ワンタッチ』と
同様に、箱を起こすと一緒に(自動的に)中仕切のついた化粧箱になって
いるということです。

つまり、別パーツに比べて『中仕切を組み上げて(折ったり畳んだりして)⇒
化粧箱の中に入れる』という作業をしなくても良いということです。

さて、ここで、大テーマである『コストダウン』という見地から考えると、
どちらが安く上がるのか?ということですが・・・・・これは非常に難しい問題
です。

普通に考えれば、手作業より機械貼りの方が安くなるはず!です。
ので、『化粧箱本体と中仕切が一体化されている』方が安くなるはずです
が・・・・・では、逆に安くならない場合というのは・・・・・
① 小ロットの場合
② 組立代が安い(?)場合
ここまでは、前回と同様で、詳しくは『オール組立箱→両サイド貼あり組立
箱』がなぜコストダウンになるか?の部分を参照頂ければと思います。

ただ、今回の場合、それに加えて原紙の取都合の問題があります。

簡単に言うと・・・まず下記の図を参照下さい。

『本体・中仕切一体型』というのは、大きさ的には、ほぼほぼ『本体』+
『仕切』という感じになりますが・・・・当たり前ですが『本体』と『仕切』を
切り離せないので、1枚のシートの寸法によっては同じ寸法の紙に同じ
数の取合せが出来ない(=取都合が悪くなる)ことがあります。

どういうことかというと、下記の図をご覧いただければと思いますが、

同じ紙の寸法なのに、
・ 『本体』+『仕切』は2セット入る
・ 『本体・中仕切一体型』は2ヶ入らない
という現象が起こることがあります。。。。。というか、こういういうことがよく
あります。

ので、同じ数量を作成するのに、一回り大きい寸法の原紙を使用しないと
いけなくなる=紙が無駄に大きくなる=紙代が高くなる=1ヶ当たりにかか
る製品代が高くなるということが起こるのですね。

従って、今回の場合は『どちらかに変えた方が安くなる』とは言い難い形状
の例になります。しかしながら、逆に言うと大ロット等々どのような場合でも、
どちらかに変更すれば、コストダウンが出来る可能性があるとも言えます。

ちなみに、『本体』+『仕切』という別パーツの場合、『仕切』を別素材には
変えるということも可能です。
つまり、『本体』で使用している原紙素材より安価なもの・紙厚の薄いもの
で『仕切』を作成することにより、コストダウンをはかることが出来るかも
しれません。但し、これは大ロットの場合に限ります。

ある意味、形状によるコストダウン

 


通販等々でよく使用されている形式ですが、宅配便のケースと同じですね。

利点の1つは、もちろん厚み薄くするということですね。
郵政含め、各宅配業者さん毎に規定は若干異なりますが、ある一定の厚み
以下の場合、運賃が安くなります。
そうです。これも形状によるコストダウンです(笑)

いっときほどの話題性はなくなりましたが、まだまだ根強い人気の青汁等々
でよく使用されています。『めっちゃたっぷりフルーツ青汁』『すっきりフルー
ツ青汁』『フレッシュフルーツ青汁』などなどフルーツを配合した飲みやすい
青汁が今は人気なのかもしれません。
話はそれましたが・・・・
このような『粉末・顆粒』系のものであれば、ツブれることもありませんので、
健康食品系で使用されることも多いですね。

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念のため・・・・
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上記の『めっちゃたっぷりフルーツ青汁』『すっきりフルー
ツ青汁』『フレッシュフルーツ青汁』などなどが、このまま
(=化粧箱のまま)配達用の箱として使用されているという
意味ではありません。
もしかすると、このまま配送箱を兼用されているかもしれ
ませんし、違う配送用のケースがあり、それに入れられて
いるのかもしれません。
私自身は購入させて頂いたことがないので荷姿不明です。

誤解なきよう、一応、追記させて頂きました。
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その他、ハンカチ・肌着・カタログ冊子等々、①小さくて②ツブれないもので
あれば、この形状を使用出来るかと思います。

ついでに言うと、
もう1つの利点は、ツブれないということですね。先程(上記)の“ツブれない”
はもちろん、“商品がツブれない”ということでしたが、今回の“ツブれない”は
は“箱自体がツブれない”ということです。

元々ツブれているような(=マチがない)ものなので、当然と言えば当然では
ありますが、これは結構重要な要素ですね。

マチのある(=厚みのある)化粧箱であっても、各宅配業者の規定以下の
厚みしておけば、もちろん配送箱として使用は可能なのですが、箱がツブ
れてしまう可能性が高いですね。
そして、箱がツブれていると“最終ユーザーに対して印象が悪い”と思われる
方がほとんどだと思います。特に日本においては。

ですから、化粧箱を使用する際は、さらにその箱がツブれないように、外箱
(=段ボールケース)に入れるということも多いかと思います。
ですが、この封筒型パッケージであれば『箱ツブレ』の可能性はありません。
そうです。元々ツブれているような(=マチがない)ものなのですから。

こういう(=さらなる外装ケースを必要としない)面においても、ある意味、
形状によるコストダウンと言えるのではないかと思います。

 

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