オフセット印刷の仕組み

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印刷方式には大きく分けて
『平版印刷』 『凸版印刷』 『凹版印刷』 『孔版印刷』
の4種類があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
この中で、オフセット印刷は『平版印刷』になります。

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特徴としては、細かなアミ点までキレイに出せるので再現性に
優れており最も美粧性が高い印刷方式です。また、短時間で
大量の印刷が可能であり、量が増えれば増えるほど単価が
安くなること、という2点が一番の特徴として上げられます。

さてさて、ここからタイトルの『オフセット印刷の仕組み』に
入って行くのですが・・・まずは刷版!

オフセット印刷ではPS(Presensitized Plate)版というアルミ製の
板を使用します。このPS版には元々親油性の感光剤が塗ってあり、
そこに紫外線や赤外線を照射⇒現像することにより、親油性の感光剤
が洗い流され、親水性の面が出てきます。
この新油性の部分と・親水性の部分とに分けることにより印刷の版と
なります。
・親油性部=印刷有り部分
・親水性部=印刷なし部分
【なお、これは現在では主となりましたCTP(Computer to Plate)の
場合で、それまではフイルムを一度出力後、PS版上にこのフィルム
をのせて焼きつけるアナログ刷版という手法でした】

そして、このPS版を印刷機に取り付けて印刷をするのですが、
これはなかなか説明が難しいので、まずは下記画像をご覧ください。

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① 版胴の部分にPS版を巻きつけるように取り付けます。
② 回転する際にまず水ローラーより水を付けます。
※これにより、先程、親水性にした部分に水が付きます。
③ 次にインキローラーでインキを付けます。
※この際、PS版の端から端までインキを供給しますが、
先程の水の付いている部分には、水と油の関係からインキは
付かず、残った親油性の部分にのみインキが付きます。
④ 版につけたインキは、いったんゴム製や樹脂製のブランケット
に一度転写します。
⑤ ブランケットに転写されたインキが紙に再度転写されます。

これが1つの胴の内部の仕組みで、1色につき1胴必要です。
ので、カラー4色(CMYK)の印刷をする場合は、4つの胴を
通さないといけません。

これが、オフセット印刷の仕組みですが、分かりましたでしょうか?

ちなみに『オフセット』という言葉の由来は・・・
ブランケットにいったんインキをうつし移し(Off)、
そのブランケットを介して印刷用紙に転写される(Set)
ことから『Off Set = オフセット』と呼ばれるようになりました。

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